転がる香港に苔は生えない (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | 転がる香港に苔は生えない (文春文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 星野 博美 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167717070 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
暗い部分しか書いていないという批判レビューがあるけど、人間見えてる世界が全てってことが多いので、これはやむをえないと感じました。
だから外国人からの目線でどうしても「野次馬根性」になってしまう。
これはこれで、むしろ当然と言えるでしょう。
香港といえば、食と買い物というステレオタイプが大半を占めてる中で、貴重な著書だと思います。
どこへ移り住もうと中華料理を食べられるところを中国だと思って生きていく、というところエイミ・タンの「ジョイ・ラック・クラブ」を思い出し妙に納得しました。
パクリ商品や不法滞在など悪びれる様子もないのも彼らの「逞しさ」か。
生きることのみに汲々としていればマナーどころではないのは容易に理解できます。
そんな中で、大陸人への強烈な差別意識が香港人としてのプライドを保っているのかとも感じました。
返還されてから10年以上が経ちますが、その後の彼らがどうなったのか、‘続・転がる香港に苔は生えない’を読んでみたいです。
だから外国人からの目線でどうしても「野次馬根性」になってしまう。
これはこれで、むしろ当然と言えるでしょう。
香港といえば、食と買い物というステレオタイプが大半を占めてる中で、貴重な著書だと思います。
どこへ移り住もうと中華料理を食べられるところを中国だと思って生きていく、というところエイミ・タンの「ジョイ・ラック・クラブ」を思い出し妙に納得しました。
パクリ商品や不法滞在など悪びれる様子もないのも彼らの「逞しさ」か。
生きることのみに汲々としていればマナーどころではないのは容易に理解できます。
そんな中で、大陸人への強烈な差別意識が香港人としてのプライドを保っているのかとも感じました。
返還されてから10年以上が経ちますが、その後の彼らがどうなったのか、‘続・転がる香港に苔は生えない’を読んでみたいです。