硬筆書写技能検定1・2級合格のポイント〈平成26年度版〉 の感想

これしかありません。というのは、これがベストというのではなく、硬筆書写検定に照準を合わせるためには過去問を解くしかないということです。
回答がない問題もあるので、モヤモヤするところもありますが、私が受験した２級では過去問から同じ問題が何個かでました。
実際に２級検定を受けてみて思ったことは、とにかくきれいな字が書けることが大事、その次に教養です。
筆記の部分は、２級の場合、行書体を習ったことがない人には厳しいかなあと思います。逆に書ける人には高得点が簡単にねらえます。
教養というのは、旧字体・草書体を読解する力、書き順など。実生活で役立つので勉強するにこしたことはないですが、すべてを覚えることは無理です。この本を何回かやっておけばそのあたりの得点は押さえられると思います。
それと、蛇足ですが受験者がとてもとても少ない試験でした。なんでだろう。
資格として役立つというより、勉強して本当にためになったなあと思える奇特な検定です。