フィジカルを鍛えてうまくなる野球守備 (DVD BOOK) の感想

「野球守備の技術の紹介」と「神経系トレーニング方法」が、一緒になっている本です。

「構え」、「スタート」、「打球を追う」、「パワーポジション」
「捕球」、「送球」、「ダイビングキャッチ」等々の野球の守備の技術毎に
まず、仁志さんの解説がある。
それに呼応する形で、その守備が上手くなるために必要な神経系トレーニングが掲載されている、
という流れが何度も繰り返されている構成です。

正直、内容がめちゃくちゃ濃いです。

「この本とても良いな」と思ったので、
あくまで自分が感じた、この本の良かった点を以下に示します。

【良かった点】　　
　（１）「この野球守備がうまくなりたい」という明確な目的意識を持ったトレーニングが可能
　　　一般的な「筋トレの本」とかも、鍛えるべき筋肉が書いてあっても
　　　その筋肉を鍛えることで、野球にどの動きに、どう役立つのかわからなかったり。。。

　　　この本は、守備の解説の後、それに必要な神経系トレーニングが細かく載っているので
　　　目的意識を明確にして、トレーニングすることが可能になると思います。
　　　「読んだら仁志さんの守備になる」、、ことまでは無理だと思いますが
　　　トレーニングという自分の努力で、仁志さんに近づけることができると思います。本当に。

　（２）写真が多くわかりやすい。さらに動画（ＤＶＤ）まであるので、「分らない」ことはないかと。　　
　　　仁志さんの「野球守備」と、山本さん（の会社の方？）の「トレーニング」の解説部分は、
　　　7割〜8割が写真です。なので、視覚的にわかりやすい。
　　　さらに、ＤＶＤもついていて、仁志さん、山本さん方の動きがそれぞれ載っているので
　　　めちゃわかりやすいです。
　　　なお、注意事項としては、ＤＶＤは本に書かれてる
仁志さんの守備とそれに必要なトレーニングの動きを動画で紹介するだけなので、
仁志さん等による「音声(声)」による解説はないです。