Mwandishi: The Complete Warner Bros. Recordings の感想

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参照データ

タイトルMwandishi: The Complete Warner Bros. Recordings
発売日1995-04-05
アーティストHerbie Hancock
販売元Warner Bros / Wea
JANコード0093624573227
Disc 1 :Wiggle-Waggle
Fat Mama
Tell Me A Bedtime Story
Oh! Oh! Here He Comes
Jessica
Fat Albert Rotunda
Lil' Brother
Ostinato (Suite For Angela)
You'll Know When You Get There
Disc 2 :Wandering Spirit Song
Sleeping Giant: Part One/Part Two/Part Three/Part Four/Part Five
Quasar
Water Torture
カテゴリミュージック » ジャンル別 » ソウル・R&B » ファンク

購入者の感想

『ファット・アルバート・ロトゥンダ』は、元々TV用に作られた作品を、少しかえて発売した作品のようで、アシットジャズって感じのジャズロックです。ここでメンバーが変わり『ムワンディシ』と『クロッシングス』からは、がらっと雰囲気が違い、アナログシンセも導入し、スピリチュアルジャズといった感じに変身します。これはワーナーとの契約でまず1枚出してヒットを飛ばしたら、残り2枚を契約するという形だったので、このような形になったと思われます。『ファット~』のおかげで『ムワンディシ』は、自由にやれたそうです。
聞き所は、やはり2,3枚目のハンコックが、アフリカ回帰を前面に打ち出した、ファンクをベースにした即興演奏に近い、フリージャズとは一味違う、アフロスピリチュアルファンクとでもいえそうなグルーヴが、体感できる事ではないでしょうか。しいて言えばLonnie Liston Smithや、Strata-Eastレーベルの諸作品に、傾向は近いように感じます。この時期ハンコックは、数々のリハーサルに加え、勢力的にツアーも回っているので、これらの演奏が可能なのも、このメンバーだからという印象があります。『ファット~』は、あまり触れませんでしたが、こちらはポップな60’Sのグルービィーな演奏が楽しめます。
全体を通して聞くとハンコックのいろいろな顔が見え、改めて実験精神豊かな音楽家と思える一方、時代時代を自分なりに表現してきたアーティストだなあと感じました。ハンコック自身『ムワンディシ』を重要な作品と位置付けているので、あまり話題にならないワーナー時代ですが、新たに耳を傾けてもいい時期かもしれません。同系等に、Herbie Hancock/sextantがありますが、同時期の録音で、メンバーも同じなので、そちらもオススメ出来ます。
この2枚組でワーナー時代の全3枚が聞けるという事も、大きな魅力です。

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