プリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか? (ブルーバックス) の感想

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参照データ

タイトルプリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか? (ブルーバックス)
発売日販売日未定
製作者和田 純夫
販売元講談社
JANコード9784062576383
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 物理学 » 一般

購入者の感想

やけに「数学が解き明かした物理の法則―ニュートンの『プリンキピア』から量子力学まで 数学的着想と自然観の変遷 (読んで楽しむ教科書)」と
似ていると思ったら、著者が同じ方でした。
正直な所、前書は私にはやや難しく、理系なのにも関わらず数式の嵐を見ていると途中で
挫折してしまいました。
この本は、そんな方々にリベンジとしてお薦めです。

ある意味では、前著よりも更に難しく感じるかもしれません。
プリンキピアの原書に近く、微積分を敢えて使わずに万有引力を幾何的に説明しようとしてくれるからです。
(ある意味、凄い試みです)
幾何的な難解な説明を一所懸命読んでいると、「微積分って簡単なんだな」と再認識できます。
(逆説的ですが)
この本を読んだ状態で、再び前著に戻ると今度は理解出来そうな気がします!

どの本で読んだのか忘れたので恐縮ですが、ニュートンも微積分を使えば簡単に説明できるのに
まだ微積分を誰も知らないので幾何的な方法論でプリンキピアを書いたとか
そういう意味では確かに、微積分の有り難さを分からせてくれる訳で、ニュートンの試みは間違ってなかったと思います。

#天動説と地動説の比較調査をする際に、再び読み直しました。
#残念ながら天動説の細かい点については(当たり前ですが)情報が不足気味です。
#ですがケプラーとニュートンの違いの指摘等は興味深いです。
#数学的な点まで全て理解できた訳ではありませんが、初回読みよりは少し分かったような気がします。
#やはり、ただ読むだけよりは実用的なプレッシャーに押された方が、理解が進みます。

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