野球のコツ 「下手な選手は上手く」なり、「弱いチームは強く」なる! (竹書房新書) の感想

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また、いつもの説教くさい本かと思いきや、さにあらず。「技術論」プラス「人間ドラマ」。いい感じ。

たとえば、マー君の絶妙コントロールって、どのくらい凄いの？　24連勝の13年は１試合平均与１・３６個しか四球を与えていない。
稲尾が42勝した年でさえ「１試合平均与四球率」は、１・60個だった。という具合に、実に具体的にわかりやすく説明してある。

とにかく内容が充実していて、その分、1日では読めないだろうが、これは一生とっておいて損はないと思うよ。

バカらしいけど、面白かったのが「血液型別プレー分析」。Ｂ型には超一流が多い。
金田、稲尾、野茂、野村、長嶋、張本、福本、古田、清原、イチロー。その数80人。ホント、よくこんなの調べたな。

あと、投手のクセの見破り方など、必見。こりゃあ、野球、上手くなれるよ。