愚物語 (講談社BOX) の感想
参照データ
タイトル | 愚物語 (講談社BOX) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 西尾 維新 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062838894 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
"決めた。
この先、少しでも痛い思いをしたらこのまま直江津高校に向って阿良々木を殴る。
あいつに八つ当たりをする。"
”私は、将来は穴を掘って埋める仕事とかに従事したい。"
爆笑しました。老倉節健在。。
老倉ちゃんの自虐節満載の中に垣間見える、歪んだ阿良々木への愛情も良かった。
オイラーファン歓喜の一冊です。。
ストーリー云々よりも、老倉ちゃんの一人語りを心行くまで堪能するべきお話でした。
この先、少しでも痛い思いをしたらこのまま直江津高校に向って阿良々木を殴る。
あいつに八つ当たりをする。"
”私は、将来は穴を掘って埋める仕事とかに従事したい。"
爆笑しました。老倉節健在。。
老倉ちゃんの自虐節満載の中に垣間見える、歪んだ阿良々木への愛情も良かった。
オイラーファン歓喜の一冊です。。
ストーリー云々よりも、老倉ちゃんの一人語りを心行くまで堪能するべきお話でした。
終わった物語にいつまでも付き合いたくない人は、
ここから先には進むべきではないでしょうし、進む必要もないでしょう。
にも関わらず足を踏み入れて、蛇足だとか言うのはヤボってものかと。
最後まで付き合いたいけど、回り道ばかりで全然結末に辿りつかず、
惰性で買い続ける事を強要している長期連載漫画より良心的と言っても良いのでは?
特に面白いとは言えない短々編もそれはそれで楽しめている、
物語の世界観にいつまでも浸っていたい様な人にはオススメの番外編集。
とは言え、キレイな1話完結ではなく、後を引く、続きがありそうな、気になる形で終わります。
(ネタ自体は各話で解決するのでご心配なく。)
全話、第0話と銘打たれている通り、作者後書きによると、
好評なら続きを書くかもって事なので、今後の展開にも期待したい所。
漫画雑誌で言えば、人気次第で連載を検討するお試しの読切集とも言えそうな。
元々、次は「ネクストシーズン」「接物語」と予告されてたのが、変更されてのオフシーズン。
番外編は4冊(愚、業、撫、結)出るそうです。
その後は予告通りの新シーズンが始まるのかな? 始まってくれるといいなと思ってます。
(作者は、既に完結してて、番外編集で終了みたいなコメントもしてる様ですが、それはそれ。)
なので、番外編には暦は主役としては出てこないでしょう。
でもネクストシーズンに絡みそうなネタも投下しているので、単なる番外集以上の意味合いはありそうです。
【そだちフィアスコ】★3
シリーズの延長戦を期待してる所でいきなり肩透かしを食らわせてくれる作品。
元々、育は本筋とはあまり関わりがなく、終盤でいきなり現れて消える、
テーマであるハズの怪異とも無関係な、異色のキャラだけに、
ここでも、あの町ではなく、転校先の別の町が舞台、他のキャラも再登場しない。
怪異もなく、それでいて楽しい話でもない、やはり異色の番外編です。
でもそれを最初に持ってきた事で、ああ、やはりあの物語と世界は終わったんだ、
ここから先には進むべきではないでしょうし、進む必要もないでしょう。
にも関わらず足を踏み入れて、蛇足だとか言うのはヤボってものかと。
最後まで付き合いたいけど、回り道ばかりで全然結末に辿りつかず、
惰性で買い続ける事を強要している長期連載漫画より良心的と言っても良いのでは?
特に面白いとは言えない短々編もそれはそれで楽しめている、
物語の世界観にいつまでも浸っていたい様な人にはオススメの番外編集。
とは言え、キレイな1話完結ではなく、後を引く、続きがありそうな、気になる形で終わります。
(ネタ自体は各話で解決するのでご心配なく。)
全話、第0話と銘打たれている通り、作者後書きによると、
好評なら続きを書くかもって事なので、今後の展開にも期待したい所。
漫画雑誌で言えば、人気次第で連載を検討するお試しの読切集とも言えそうな。
元々、次は「ネクストシーズン」「接物語」と予告されてたのが、変更されてのオフシーズン。
番外編は4冊(愚、業、撫、結)出るそうです。
その後は予告通りの新シーズンが始まるのかな? 始まってくれるといいなと思ってます。
(作者は、既に完結してて、番外編集で終了みたいなコメントもしてる様ですが、それはそれ。)
なので、番外編には暦は主役としては出てこないでしょう。
でもネクストシーズンに絡みそうなネタも投下しているので、単なる番外集以上の意味合いはありそうです。
【そだちフィアスコ】★3
シリーズの延長戦を期待してる所でいきなり肩透かしを食らわせてくれる作品。
元々、育は本筋とはあまり関わりがなく、終盤でいきなり現れて消える、
テーマであるハズの怪異とも無関係な、異色のキャラだけに、
ここでも、あの町ではなく、転校先の別の町が舞台、他のキャラも再登場しない。
怪異もなく、それでいて楽しい話でもない、やはり異色の番外編です。
でもそれを最初に持ってきた事で、ああ、やはりあの物語と世界は終わったんだ、
終わりたくないのか,終わらせてもらえないのか,まさか,やはりのシリーズ十九冊目.
正直なところ,『終物語』三部作から『続・終物語』に続く幕引きが良かっただけに,
『あれから』の三篇には,どうしても『一度は閉じられた物語』といった印象は拭えず,
一面を埋め尽くす同じ言葉や,モノローグ寄りの語りにも目が滑りがちなのは否めません.
ただ,不気味な彼(?)の正体など,いくつかのハッキリしていない件に触れるなど,
後日談ばかりでありながら,実は『あの時』へと辿れる構成となっているようにも映り,
加えて,また何か動いていそうな『最新状況』には,『第零話集』以上のものを感じます.
また,自分であるために変われなかった彼女,自分であるために変わろうとする彼女,
そして,そんな二人の反応が知りたい,全てが帳消しとなり変わることのできない彼女.
きっとこれからも愚かな失敗を繰り返し,時にはなかったことにしてしまうのでしょうが,
それでも前を向き,もがきながらも進んでいく彼女たちは,決して愚か者ではないはずです.
そして,意図せず彼女たちの内へと入り込み,良くも悪くも意識をさせてしまう少年は,
この巻では姿を見せない分,それが却って彼の存在感と影響力を見せつけているようです.
※再読に伴う評価変更により、以前の投稿を削除した上で再投稿をしています(2015/10/18)
正直なところ,『終物語』三部作から『続・終物語』に続く幕引きが良かっただけに,
『あれから』の三篇には,どうしても『一度は閉じられた物語』といった印象は拭えず,
一面を埋め尽くす同じ言葉や,モノローグ寄りの語りにも目が滑りがちなのは否めません.
ただ,不気味な彼(?)の正体など,いくつかのハッキリしていない件に触れるなど,
後日談ばかりでありながら,実は『あの時』へと辿れる構成となっているようにも映り,
加えて,また何か動いていそうな『最新状況』には,『第零話集』以上のものを感じます.
また,自分であるために変われなかった彼女,自分であるために変わろうとする彼女,
そして,そんな二人の反応が知りたい,全てが帳消しとなり変わることのできない彼女.
きっとこれからも愚かな失敗を繰り返し,時にはなかったことにしてしまうのでしょうが,
それでも前を向き,もがきながらも進んでいく彼女たちは,決して愚か者ではないはずです.
そして,意図せず彼女たちの内へと入り込み,良くも悪くも意識をさせてしまう少年は,
この巻では姿を見せない分,それが却って彼の存在感と影響力を見せつけているようです.
※再読に伴う評価変更により、以前の投稿を削除した上で再投稿をしています(2015/10/18)