MdN EXTRA Vol.3 乃木坂46 映像の世界 (インプレスムック) の感想

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これまで制作された1st〜13thのMVと個人PVの解説、監督のインタビュー、監督とメンバーの対談、おなじみの大貫氏と香月氏のショートコラムなどで構成されたムック本。特におもしろかったのは以下の二点。

第一に高橋栄樹監督のインタビューにある「一回性が生む感動と切なさ」について。アイドルを撮影するということに対する監督の哲学が述べられていた。

第二に、『君の名は希望』を制作した時点で今野義雄氏は、乃木坂を担う次世代メンバーとして西野七瀬に期待していたという。だとすると、なぜ白石と堀を間に挟んだのかという疑問が湧いてきたが。

難点としては、やはり誤植が少なくなかったことであろう。完成度の高いムック本であるだけに、残念だった。

乃木坂46ファン（もしくは乃木坂46が気になり始めている）なら絶対に買っておきたい永久保存版の一冊。合わせて、乃木坂46×週刊プレイボーイ2015もおすすめします。

デザイン系雑誌MdNが乃木坂46の映像作品をまとめた１冊です。
主に過去のMVや個人PVについて、メンバーのインタビューやクリエイターのコメントを挟みながら解説しています。
乃木坂46の「映像」に焦点を当てたデータベースとして、これほど完成度の高いものは無いのではないかと思う出来です。

アイドルグループである乃木坂46をクリエイター目線で解説しているところが新鮮でした。
アイドル雑誌やグラビア雑誌の切り口とは全く違う角度から乃木坂46を味わうことが出来るのでファン必携の１冊なのではないでしょうか。