相棒season13 DVD-BOXII(5枚組) の感想

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最終回については心なしか世の中でマイナスの意見が目立ちますが、私の中ではテレビというものを見始めて記憶に残っている限り、上位トップ3に入るクオリティでした。（1位は幼い時に見た山口百恵の引退コンサートです。幼心に印象に残りすぎて今でもくっきり思い出せます。年代がわかりますが・・。）杉下右京の葛藤、甲斐亨の苦悩、物語全体を通して世の中に問うたメッセージ・・どれも相棒にしか作り出せないものでした。相棒にしかできない最終回だったと思います。特にラストシーンは思い出すだけでも泣けてしまいます。（ネタバレになるのでここまでです。）見終わった後に考えさせられることが多くて、見終わってから10分間は家族が無言でした。
昔シャーロックホームズの最終回を書いたコナンドイルのもとには、ホームズを死なせるなんて！といった非難の反応が多く、中には脅迫めいたものまであったそうです。その作品を愛しているからこその非難も多いかも知れませんが、制作の皆さん、めげずに相棒しかできないことに拘っていただきたいです。
HDに録画してありますが、諸事情によってこのDVDが販売されなくなるかもと聞き、HDが壊れた時用に購入しました。この最終回が見られなくなるのは人生で大きな損失です。
反町さんになってから＆米沢さんがいなくなってから、なんか違うなぁ・・と思い、これまでは大ファンだったのに人が変わったかのように興味が無くなりました。
これを見て前相棒を再度楽しもうと思います。