亡国の農協改革 ――日本の食料安保の解体を許すな の感想
参照データ
タイトル | 亡国の農協改革 ――日本の食料安保の解体を許すな |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 三橋貴明 |
販売元 | 飛鳥新社 |
JANコード | 9784864104388 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係 |
購入者の感想
日本の農家の所得に占める直接財政支出の割合は主要国最低だし、
輸出補助金制度もない、これほど農業を「保護していない」 主要国はない、
と著者は書いている。
農地が狭いから生産性は低く、アメリカは日本の75倍、EUが6倍、
そしてオーストラリア と比較すると1309倍もの平均経営面積の差がある。
これほどの差を関税や輸出補助金なしでどう埋めるのか。
「競争力をつけ、世界に打って出ろ」
「日本の農業は付加価値のある作物に特化すればいい」
と現実を無視したことを言う人 は、そもそもの国土条件の違いを、
どうすれば乗り越えることができるか教えてほしい。
本書で展開されているような情理兼ね備えた議論が、
もっと広がっていくことを願わずにはいられない。
輸出補助金制度もない、これほど農業を「保護していない」 主要国はない、
と著者は書いている。
農地が狭いから生産性は低く、アメリカは日本の75倍、EUが6倍、
そしてオーストラリア と比較すると1309倍もの平均経営面積の差がある。
これほどの差を関税や輸出補助金なしでどう埋めるのか。
「競争力をつけ、世界に打って出ろ」
「日本の農業は付加価値のある作物に特化すればいい」
と現実を無視したことを言う人 は、そもそもの国土条件の違いを、
どうすれば乗り越えることができるか教えてほしい。
本書で展開されているような情理兼ね備えた議論が、
もっと広がっていくことを願わずにはいられない。