「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書) の感想
参照データ
タイトル | 「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | コリン ジョイス |
販売元 | 日本放送出版協会 |
JANコード | 9784140882030 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
ロンドン出身、Oxford大学卒の記者、来日14年のコリン・ジョイスさんが17章にわたって、
日本(特に東京)で暮らしてみて思ったこと、イギリスとの比較などをエッセイでつづる。
まず、細かい規則の多い日本のプール。日本人が100人入れるプールにイギリス人が80人入ったら暴動が起きるだろう、と
最初から笑わせてくれる。ちなみに、耳に入った水を出すためにピョンピョンするのも日本独自らしい。
その他、混んだ電車で新聞を折りたたんで読む光景や、物凄く礼儀正しく寛大だった人との出会い、
日本におけるビール醸造の多様化とサッカーのレベルアップ、メジャーな観光地以外の東京の穴場、
などなどいろいろな点を挙げてゆく。当然日本人にはあたりまえの事も外国人にはビックリ!という点が多々あるわけで、
こんなことに驚いたんだな、こんな点が新しかったんだな、と興味深く読める。
また、日本を100%礼賛することも、故郷イギリスを100%礼賛することもしていなければ、
日本を100%批判することも、イギリスを100%批判することもしていない。どちらの国にも愛情を寄せながら、
驚いた点、新鮮だった点、正直疑問を持ってしまう点を素直に述べている。イギリスを批判することだってある。
このように、どちらかの国に偏ることのないバランスのとれたエッセイである。
それは実は違うんだよとつっこめる部分もあるが、日本・日本人・東京の街を一歩下がって見つめることのできる、笑える一冊です。
因みに写真もけっこうついていて、これもまたおもしろい。
日本(特に東京)で暮らしてみて思ったこと、イギリスとの比較などをエッセイでつづる。
まず、細かい規則の多い日本のプール。日本人が100人入れるプールにイギリス人が80人入ったら暴動が起きるだろう、と
最初から笑わせてくれる。ちなみに、耳に入った水を出すためにピョンピョンするのも日本独自らしい。
その他、混んだ電車で新聞を折りたたんで読む光景や、物凄く礼儀正しく寛大だった人との出会い、
日本におけるビール醸造の多様化とサッカーのレベルアップ、メジャーな観光地以外の東京の穴場、
などなどいろいろな点を挙げてゆく。当然日本人にはあたりまえの事も外国人にはビックリ!という点が多々あるわけで、
こんなことに驚いたんだな、こんな点が新しかったんだな、と興味深く読める。
また、日本を100%礼賛することも、故郷イギリスを100%礼賛することもしていなければ、
日本を100%批判することも、イギリスを100%批判することもしていない。どちらの国にも愛情を寄せながら、
驚いた点、新鮮だった点、正直疑問を持ってしまう点を素直に述べている。イギリスを批判することだってある。
このように、どちらかの国に偏ることのないバランスのとれたエッセイである。
それは実は違うんだよとつっこめる部分もあるが、日本・日本人・東京の街を一歩下がって見つめることのできる、笑える一冊です。
因みに写真もけっこうついていて、これもまたおもしろい。