イギリスの不思議と謎 (集英社新書) の感想
参照データ
タイトル | イギリスの不思議と謎 (集英社新書) |
発売日 | 2012-06-15 |
製作者 | 金谷 展雄 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784087206463 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
この本は、イギリスをちょっと深く知りたいと思う人には格好の入門書だと思う。イギリスといえば、多くのひとが紳士の国、紅茶の国、サッカーの国(とくに荒っぽいファンが有名)というイメージを持っていると思うが、そうしたイメージがどうやってできたのかをわかりやすく解説してくれている。最初に紅茶が入ってきたころは、紅茶はカップを使用して飲まれず、今の感覚では思ってもみないことだが、ソーサーに移して紅茶を飲んでいたそうだ。このような、ちょっとしたヘェーっと思う情報が満載だ。
第1章に紳士、第3章に紅茶、そして、第8章にフーリガンを取り上げているが、その他の章でも実に幅広いテーマをとりあげている。それぞれの章が独立しているので、章のタイトルをみて、自分で興味を持ったところから読み進めることもできる構成になっている。章のタイトルは、例えば、「歴史に名を残す最初の紳士は強盗殺人犯?」(第1章)とか「カクテルに名をのこす女王はだれ?」(第6章)となっており、興味をひかれ、あっという間に読んでしまった。
第1章に紳士、第3章に紅茶、そして、第8章にフーリガンを取り上げているが、その他の章でも実に幅広いテーマをとりあげている。それぞれの章が独立しているので、章のタイトルをみて、自分で興味を持ったところから読み進めることもできる構成になっている。章のタイトルは、例えば、「歴史に名を残す最初の紳士は強盗殺人犯?」(第1章)とか「カクテルに名をのこす女王はだれ?」(第6章)となっており、興味をひかれ、あっという間に読んでしまった。