マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫) の感想
参照データ
タイトル | マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 手塚 治虫 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334722630 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 絵画 |
購入者の感想
かねてから、先人は イラストや漫画は「落書きが原点」と言ってきていた。
大切なことだが、楽しんで描くことが本質であって
ギャグの質がどうのとか、線がどうのこうのと言っていたのでは
漫画は描けないということだ。
肯定的にいえば 自由( 自分に由る )ということになるのだろう。
売れる、売れないと自らを測っていたのでは売れない( 認められない )のだろうと思う。
そうしようとすることが 逆説だが 一種の枷になってしまうからだ。
そこでは 本来の自己が発揮されにくい。
本書で手塚先生は「売れることなど考えず
ひたすら、描くこと」と書かれ「仕事は(そうしていれば)後から着いてくるという。
これは、手塚先生ならではの、至言である。
手塚先生は やっぱり大した方だったのだと 改めて思う。
大切なことだが、楽しんで描くことが本質であって
ギャグの質がどうのとか、線がどうのこうのと言っていたのでは
漫画は描けないということだ。
肯定的にいえば 自由( 自分に由る )ということになるのだろう。
売れる、売れないと自らを測っていたのでは売れない( 認められない )のだろうと思う。
そうしようとすることが 逆説だが 一種の枷になってしまうからだ。
そこでは 本来の自己が発揮されにくい。
本書で手塚先生は「売れることなど考えず
ひたすら、描くこと」と書かれ「仕事は(そうしていれば)後から着いてくるという。
これは、手塚先生ならではの、至言である。
手塚先生は やっぱり大した方だったのだと 改めて思う。
お世辞にも売れていないけど商業誌で自分の作品が載るようになってもう8年。単行本も2冊出してもらったけど、正直めげてしまいそうなつらいことが多い。そんな時氏のこの本を読み返して勇気を分けてもらう。もう何十回読んだかわからない。この本と出会って漫画描きになった。これから漫画家になろうとする若い人には古臭い内容に思えるかもしれないけれども、本質的な部分は変わらないので要ご一読を。