ザ・ドライバー <制作35周年HDニューマスター版> [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルザ・ドライバー <制作35周年HDニューマスター版> [Blu-ray]
発売日2015-08-05
監督ウォルター・ヒル
出演ライアン・オニール
販売元TCエンタテインメント
JANコード4562474165044
カテゴリジャンル別 » 外国映画 » アクション » 犯罪・ギャング

購入者の感想

映画そのものに関しては、2年前に発売されたハピネット盤のレビューで既にいろいろ語られているので、内容ではなく商品について。

スタイリッシュなパッケージ・デザインと、HDニューマスターの謳い文句からして、おそらく本ブルーレイの素材は、アメリカのTwilight Timeより世界3000枚限定で発売されたブルーレイと同一のものと思われる。Twilight Timeは、同じW・ヒルの「ストリートファイター」、S・ルメットの「エクウス」、B・フォッシーの「レニー・ブルース」ほか、主にソニー(コロンビア映画)、20世紀FOX、MGM/UA作品の、マニアックなタイトルのブルーレイを枚数限定でリリースしているユニークなレーベルだ。

1年ほど前に、運よくTwilight Timeの「ザ・ドライバー」を購入できたので観てみたが、20世紀FOXの35ミリネガを2Kスキャンしたマスターだけあって、旧DVDと同じEMIの素材をリマスターしたハピネット盤に比べると、その差は一目瞭然。ハピネット盤の画質を数段鮮やかにした、良質の画質に仕上がっている(ちなみに編集に関して両者の違いは感じられず)。夜の場面は多少粗く見えるものの、これはマスターではなく撮影によるものと見え、冒頭のイザベル・アジャーニのアップや、クライマックスの倉庫場面での車体の質感など、HDニューマスターの魅力を堪能できる。レストアもきっちりと行われており、ハピネット盤に見られた画面の傷は皆無。唯一不満な点が音声で、DTS-HD1.0chモノラルのみという仕様だった(本編で使用されなかったマイケル・スモールのオリジナル・スコアが、別トラックでステレオ収録されていたのは興味深かったが)。

そして今回発売となる35周年記念盤だが、こちらの音声仕様はDTS-HD5.1chとDTS-HD1.0chの2本立てに加え、吹替えも日本テレビ版とテレビ朝日放映版を収録した2本立て。HDニューマスターの画質に、音声4本立ての豪華仕様となっている。販売価格についても、Twilight Time盤が現在amazon.comで40ドル以上のプレミアム価格(定価は約30ドル)がついていることを鑑みれば、じゅうぶんお買い得だと個人的には思う。

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