ポー詩集―対訳 (岩波文庫―アメリカ詩人選) の感想
参照データ
タイトル | ポー詩集―対訳 (岩波文庫―アメリカ詩人選) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | エドガー・アラン・ポー |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784003230626 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 外国詩 |
購入者の感想
初めてポーの詩集を読んでみました。
岩波の対訳ということで、左ページに英語、右ページに訳文が載っています。
巻末には解説が載っていて、初めての人にも優しいです。
「愛の喪失への悲しさとそれを追う夢」というポーの詩のテーマは、
詩を読み慣れていない人でも、わかりやすいと思います。
この詩の悲しさは、日本文学の悲しさにも似ているのではないかと私は感じたし、
だからこそ、日本人にもポーの詩は味わいやすいのではないかと思いました。
まだ読んだことのない人はぜひ読んでください。おすすめです。
岩波の対訳ということで、左ページに英語、右ページに訳文が載っています。
巻末には解説が載っていて、初めての人にも優しいです。
「愛の喪失への悲しさとそれを追う夢」というポーの詩のテーマは、
詩を読み慣れていない人でも、わかりやすいと思います。
この詩の悲しさは、日本文学の悲しさにも似ているのではないかと私は感じたし、
だからこそ、日本人にもポーの詩は味わいやすいのではないかと思いました。
まだ読んだことのない人はぜひ読んでください。おすすめです。
左のページに原詩、右のページに対訳。実に読みやすい、岩波文庫のこのシリーズはどの本もこの方式で、原詩の味、訳者の訳の味と較べられるのが良い。エドガー・アラン・ポーにこんなロマンティックな詩があったとは・・とにかく一度手にとってみれば、新しい発見が。最後にある詩は、有名なThe Ravenです。恋人レノーアを失って、夜中悲しみのポーの部屋を訪れるThe Raven、「Nevermore」と鳴きます。読んでから何日も、黒く大きなカラスの果てない暗さのイメージと、空ろな鳴き声「Nevermore」が心の中で響きます。