将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! の感想

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最初から本が読める子などいないわけで、本がよく読める子にしても最初は親の読み聞かせです。
では、読み聞かせはどうすると効果的で子どもが読み聞かせのことばに集中するようになるのか。
それが理路整然と説明してあります。

ざっくりいうと、感情をこめて読むのでもなく、すらすら読むのでもなく。
大事なのは、はっきりと、語尾まで、しっかり発話すること。
「読みきかせは苦手」という親御さんでも、問題なくできる読み方です。
ふつうの会話のような語速だと、小さい子は意味がとれなくなるので、注意がほかに向かってしまうのですね。

そのほか、推薦図書のリストも面白そうな本がたくさんあります。

また家の中には、購入した本があり、また図書館から借りてきた本もあり、とにかく本がたくさんあって本を手に取りやすい環境をつくっておくことが大事だと。
子どもに本をねだられたときは、名作だろうがそうでなかろうとこだわらずに買ってやり（さらにいえば別の本も合わせて買ってやる）、「親は本なら買ってくれる」と思い込ませることだと。そうした、こどもを本好き・本漬けにするための工夫がほかにもいろいろ述べられています。
昔は、賢い子のうちにはたくさん本があるとあたり前のように言われていたのを思いだしました。