マンガでわかりやすい うつ病の認知行動療法―こころの力を活用する7つのステップ の感想

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認知行動療法とは、認知の歪みを自覚して修正するもの。

本作は、連作形式の数ページの短編漫画と、この短編漫画を解説する数ページの文章と、が交互に掲載されている。

短編漫画の主人公は、カバーにもある新人ＣＡの女の子。短編漫画ごとに、主人公は様々な局面にあって認知の歪みを経験し、これを自覚して修正することになる。この連作形式の複数の短編漫画により、複数種類の認知の歪みの発生から修正までが、具体例に描写されている。つぎに、その短編漫画を具体例として、そこに描写されていた認知の歪みの発生から修正までが、数ページの文章により明確に解説されている。

具体例を漫画で描写して、その解説を文章で後述するという本作は、認知行動療法の本として非常に分かりやすかった。