森と日本人の1500年 (平凡社新書) の感想
参照データ
タイトル | 森と日本人の1500年 (平凡社新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 田中 淳夫 |
販売元 | 平凡社 |
JANコード | 9784582857511 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 地球科学・エコロジー » 環境保護 |
購入者の感想
森は、もともとそこにあるものではない。
森は、文明の歴史の中でつねに手を加えられてきた。
676年に天武天皇が飛鳥川流域の伐採禁止令を出していることから分かるように、日本の森林破壊の歴史は1500年前から始まっていた。
とりわけ、戦国時代と明治は、凄まじい森林破壊の時代だった。現在は67%の国土森林面積は、明治初期には45%にまで落ち込んでいたのだ。
本書は、日本における森と文明の関係史である。
評価を「普通」としたのは、後半部であまりに多くの情報が詰め込まれすぎていて読みにくかったからだ。
とはいえ、重要なテーマである。
森は、文明の歴史の中でつねに手を加えられてきた。
676年に天武天皇が飛鳥川流域の伐採禁止令を出していることから分かるように、日本の森林破壊の歴史は1500年前から始まっていた。
とりわけ、戦国時代と明治は、凄まじい森林破壊の時代だった。現在は67%の国土森林面積は、明治初期には45%にまで落ち込んでいたのだ。
本書は、日本における森と文明の関係史である。
評価を「普通」としたのは、後半部であまりに多くの情報が詰め込まれすぎていて読みにくかったからだ。
とはいえ、重要なテーマである。