劇場版 蒼き鋼のアルペジオ －アルス・ノヴァ－ DC ＜初回生産限定特装版BD＞ [Blu-ray] の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

映画鑑賞時点では、TV版未視聴・タイトルだけ聞いたことがあったかも程度のまったく作品の知識が無い状態だったのですが、
暇だった休日に友人に誘われたのがきっかけとなり、こちらの作品を映画館で鑑賞しました。

当初、というか映画館で既に飾られていたcadenzaのビジュアルを目にし、深夜枠によくある美少女ラブコメ＋戦闘的な映画なのかなと勝手にイメージをしていましたが上映数分でその考えが誤りであることに気付きました。

イオナとの出会いや、クルーたちはいったいどういった経緯で仲間になったのかといった部分が全然見えていなかった為はじめの方の感想は”意味がわからない”でした。
ただし、その点は些細なこと、というかTV版でも、
どのタイミングでクルー達が仲間になったのかが語られていない（同じ学校の生徒という情報を知っているかどうかの違い）、
イオナが群像に従うようになった理由が自分の中の唯一の命令だから（学校にイオナが忍び込み群像に来いと言ったシーンがあるかどうかで行動を共にする核心的な理由は明かされず）等、
TV版を観ていても始めの出会いからタカオとの戦闘シーンまでについては同じ感想になっていたと思います。

まったく理解できない専門用語連発の中、タカオ、キリシマ・ハルナ、４００・４０２、コンゴウとの怒涛の戦闘シーン。
この戦闘シーンで完全に心を奪われました。
正確にはタカオの超重力砲発射シーン＋４０１の超重力砲発射シーンでもってかれました。
カッコイイ！なんかわからんがカッコイイ！ストーリーとかさっぱりだけどとにかくカッコイイ！
この時点でTV版をレンタルしようと決めました。

この総集編部分については初見では楽しめないと多くの方が言われていますが、
そもそもこの映画が総集編ということすら当初は知らなかった私としては、熱いバトル連続の最高に楽しめる映画でした。
３Dで作られているため破綻の無い作画？で、中だるみする場面が一瞬たりともなく、いったいこのハラハラする戦闘シーンはいつまで続くんだ！？と思ってしまう密度の濃い映画に出会えて本当に良かったと思えました。