山の単語帳 の感想

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参照データ

タイトル山の単語帳
発売日販売日未定
製作者田部井 淳子
販売元世界文化社
JANコード9784418122202
カテゴリ » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » 登山・ハイキング

購入者の感想

  本書のカバーの槍ヶ岳のブルーがかった写真と書名に引かれて、文章を読み、掲載されているカラー・白黒写真を楽しんだ。本書は意外にも、山の初心者、経験者、両方ともが楽しめるないように作られている。全191ページ中128ページまでがカラーページになっていて、写真は主に栗田貞多男氏の分担になっている。景色は北アルプス・八ヶ岳あたりが中心に扱われている。小型の山岳写真集としてもかなり出来がよいと思う。
  言葉の説明だけでは実感できない「モノ」なら実物を現地で見れば言い訳だが、それができなければ本書のように写真で示して解説が付けば「キレット」とはどういうものなのか行ってみたことのない人にもわかる。
  参考までに、コシマキの宣伝文句を以下に引用する。「山には豊かな言葉が満ちている「日本を代表する登山家・田部井淳子による文章と美しい写真で編んだ『目で見る山の小辞典』」「言葉を知れば山がもっと身近になる」
用語の配列はトピック別になっているので最初から読んでもあきない。また巻末には索引があるので、事典としての機能ももちろんある。
  説明は要を得ていて簡、だが辞書の定義のような無味乾燥さはない。主観をところどころさりげなく織り込み、全体のトーンは田部井節(ぶし)とでもいったらよい、柔らかい口語調で統一されていて、読む人の心を和ませる。
  もしも、以下の山用語でピンとこないものがあるようでしたら、本書を読んで、眺めてみてもよいのでは。ピーカン、お花摘み、一本立てる、山眠る、山親父、ラク!、ノゾキ、窓、エビのしっぽ、雪代(ゆきしろ)、キスリング、武器、ペミカン、牛蒡(ごぼう)。

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