読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 後藤 武士 |
販売元 | 宝島社 |
JANコード | 9784796663991 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般 |
購入者の感想
中1のときに購入、3年間朝読書の時間に300回ほど読み続け、予習復習になり、中学の歴史では90点以下を取ったことがありません。高校受験に最適です。
よく工夫がされ、よく書けている日本史入門だと思います。
大学入試を日本史で受験したぐらいだから、かなり詳しかったはずなのに、
すっかり忘れているのか、それとも山川の教科書にはそのように書いていなかったのか、
「あれ?そうだったっけ?」と、勉強になることが多いです。
特に良いと思うのは、因果関係、「流れ」をつかみやすいことです。
なぜ鎌倉幕府が衰退したのか?なぜ応仁の乱が起こったのか?…等々。
尊王、攘夷、倒幕派が入り乱れる江戸末期のややこしさも、手際よく解説している。
逆に言えば、教科書の記述が無味乾燥すぎるのですね。
くだけた表現とか、そういった文体のことを言っているのではなくて。
教科書は「ああなった。また、こうなった。さらに、ああなった」というand,and,and…の書き方です。
本書は「こうこうだから、そうなって、その結果、こうなった」という書き方だから、becauseの部分がしっかりしている。
そもそも、教科書ってのは、becauseの部分はハッキリと書きにくいですね。
たいてい、becauseの部分は、愛憎、嫉妬、思い込み、ヒガミだったりするから。
でも、そういった人間の本性みたいなのが、歴史を理解するうえで重要なのだと思います。
というわけで、歴史を暗記科目としか感じていない中学生、高校生あたりに、ぜひお奨めしたいです。
だいぶ勉強が楽になると思います。
大学入試を日本史で受験したぐらいだから、かなり詳しかったはずなのに、
すっかり忘れているのか、それとも山川の教科書にはそのように書いていなかったのか、
「あれ?そうだったっけ?」と、勉強になることが多いです。
特に良いと思うのは、因果関係、「流れ」をつかみやすいことです。
なぜ鎌倉幕府が衰退したのか?なぜ応仁の乱が起こったのか?…等々。
尊王、攘夷、倒幕派が入り乱れる江戸末期のややこしさも、手際よく解説している。
逆に言えば、教科書の記述が無味乾燥すぎるのですね。
くだけた表現とか、そういった文体のことを言っているのではなくて。
教科書は「ああなった。また、こうなった。さらに、ああなった」というand,and,and…の書き方です。
本書は「こうこうだから、そうなって、その結果、こうなった」という書き方だから、becauseの部分がしっかりしている。
そもそも、教科書ってのは、becauseの部分はハッキリと書きにくいですね。
たいてい、becauseの部分は、愛憎、嫉妬、思い込み、ヒガミだったりするから。
でも、そういった人間の本性みたいなのが、歴史を理解するうえで重要なのだと思います。
というわけで、歴史を暗記科目としか感じていない中学生、高校生あたりに、ぜひお奨めしたいです。
だいぶ勉強が楽になると思います。