５秒の「のび」が一生寝たきりにならない体を作る！ 寝たままできるキセキの「のび体操」 の感想

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友人からの勧めで購入しました．
私は，自宅で床に臥せっている母を介護しております．母は脳卒中で右半身が不自由です．自分で右半身を動かせないため，リハビリの先生の真似をして，手足をマッサージしたり，動かしたりしております．ただ高齢の事もあり回復はあまり期待しておりませんでしたが，弱っていく母を見ていて何かできないかと思っていたところに友人がこの本を紹介してくれました．
寝たままできる運動なので，母も行いやすいようです．まだ初めて間もないですが，寝返りに手がかからなくなり，座っている時も離れられるようになってきました．簡単なので１日に何回も実施しています．食事の量も増えてきて元気を取り戻し始めています．
介護で何をしていいのかお困りの方は試してみてください．

寝たままで、身体を５秒間伸ばして、5秒ゆるめる。これを３セット。
ただそれだけのストレッチが、リハビリや介護の現場で、
大勢の患者さんを「寝たきり」の崖っぷちから救っているという。

著者は、運動によって関節の動きや血流がどう変化し、
人体構造に影響を与えるかを研究し、臨床に役立てている。

ハードな筋トレは、強い負荷をかけるときに血圧が上がり、
圧に耐え続けた血管は硬くなる。従って
筋骨隆々だからといって健康とは限らず、
意外に心筋梗塞などをおこしやすい、という指摘も勉強になる。

「のび」運動は、各関節を引き離す動きによって、
筋肉が少しずつ確実に増え、関節への負担は少ない。また
中程度の有酸素運動、全身トレーニングになって
血流アップ、お腹ポッコリ解消などに働く。

寝ながら無理なく、うっすら汗をかく運動ができて
これなら一生続けられる。