スターリングラード 史上最大の市街戦 [DVD] の感想
参照データ
タイトル | スターリングラード 史上最大の市街戦 [DVD] |
発売日 | 2015-08-05 |
監督 | フョードル・ボンダルチュク |
出演 | トーマス・クレッチマン |
販売元 | ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
JANコード | 4547462095619 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション |
購入者の感想
冗漫な進行、主要な登場人物の殆どが最後には死んでしまう等々、ソ連戦争映画の伝統を色濃く残しており、T-34改造のIV号戦車やIII号突撃砲C/D型、さらにはT-34自体も1942年生産型を登場させるなどの兵器に関する凝りようもまた伝統だろう。ただ違うのはドイツ兵にも人間らしさを十分に感じさせる描写もきちんとあること。これがソ連映画なら、ドイツ兵はでくの棒のように、そう、あのフューリーのクライマックスのように馬鹿みたいに殺されるだけの存在だったのが、本作では結構五分にソ連兵と白兵戦を戦っている。作品全体はジュード・ロウの「スターリングラード」とよーく似ていて、その悲劇的結末を除けば変わり栄えしない内容だ。まあこれだけのスケールの戦争映画がリーズナブルな価格で楽しめるのだから良しとしよう。