こんなに脆い中国共産党 現実味のある三つの崩壊シナリオ (PHP新書) の感想

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タイトルこんなに脆い中国共産党 現実味のある三つの崩壊シナリオ (PHP新書)
発売日2015-06-12
製作者日暮 高則
販売元PHP研究所
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カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治史・比較政治

購入者の感想

 2012年秋に総書記に就任した習近平、対外的には強硬姿勢を貫き、南シナ海、東シナ海に我が物顔で進出し、
 フィリピン、ベトナム、と衝突し、また、我が国の尖閣諸島にも度々領海侵犯し、物議を醸しているのはよく御存じだと思います。
 しかし、中国の国内に目を転じてみますと、少数民族のテロ、そして弾圧、大衆の民主化要求(香港)、富の偏在と広がる格差、
 急速に進んだ工業化とそれに伴う公害、経済の停滞とバブルへの恐れ・・・・・など様々な問題を抱えています。
 江沢民の支持を受け総書記に就任した習近平ですが、就任後は手のひらを返したように、江沢民一派の追い出しにかかっています。
 薄煕来、周永康、令計画、徐才厚、新4人組の粛清・・・・4人がクーデターを企てていたとの説もあります・・・・・、
 習自身は、太子党の出身ですが、そこには支持基盤がなく、共青団にも親しい人間はいないようですし、
 江沢民一派と手を切って、習近平は、どこに支持基盤を求めるというのでしょうか?
 しかもいったん何らかの事情で、軍が関与した対立が起これば、現在の中国には、かっての小平のようなカリスマ指導者が存在せず、
 中国が大きく混乱するのが必定です。
 著者の日暮高則さんは、中国の共産党独裁は、どのようなプロセスをたどって崩壊していくのか?
 歴史上あった過去の政権崩壊のパターンを検証し、中国の崩壊パターンを想定しています。
 日暮さんは、これはおそらく習近平の時代に起こると考えているようです。
 そして、共産党崩壊後の中国の姿についても考察を加えています。

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