ロボコンマガジン 2015年 05月号 [雑誌] の感想
参照データ
タイトル | ロボコンマガジン 2015年 05月号 [雑誌] |
発売日 | 2015-04-15 |
販売元 | オーム社 |
JANコード | 4910097610555 |
カテゴリ | 雑誌 » 科学・テクノロジー » 工学・工業 » 機械 |
購入者の感想
レビュー者は1994年のことだったと思いますが、雲仙普賢岳の無人化・情報化施工を見学する機会を得ました。GPSを用いた計測装置は今日のように普及していず、その高価さに驚いたことも記憶しています。本書の表紙ともなっている特集1『建機ロボット最前線!』はこの雲仙普賢岳の無人化・情報化施工のスタートから平成27年3月に完了の砂防えん堤工事までの歴史、技術の発展を解説するもので、通信技術が非常に重要な役割を果たしていることを再確認でき、興味深く読めました。そして無人化施工技術のミュージアム「大野木場砂防みらい館」があることを本特集から知り、「機会をみて・・」となりました。雲仙普賢岳の無人化・情報化施工に続いて「ロボット施工の時代へのシフト」(清水建設)、「建機メーカーが描く「スマートコンストラクション」の未来」(コマツ)も建設機械の自動化に関心があり、また、建機ロボットの応用技術は福島第一原発の廃炉処置にも不可欠なことから興味深く読めました。連載の「日本を救う災害対応ロボットの現状と未来」も関連する内容です。
特集2『光る!動く!鳴る!電子回路でワクワクロボット』、プーリー駆動ロボットの製作をわかりやすく解説していて、電子回路の製作の入門としてお薦めできます。
既に20年以上前の本ですが、日本の建設業界で取り組まれた建設ロボットについて「建設ロボット大図鑑―全自動化施工への羅針盤」(1993年、彰国社)があります。
特集2『光る!動く!鳴る!電子回路でワクワクロボット』、プーリー駆動ロボットの製作をわかりやすく解説していて、電子回路の製作の入門としてお薦めできます。
既に20年以上前の本ですが、日本の建設業界で取り組まれた建設ロボットについて「建設ロボット大図鑑―全自動化施工への羅針盤」(1993年、彰国社)があります。