The Haindl Tarot: A Readers Handbook の感想

Haindl Tarotを買ってトート版などと対比させながら解釈しようと思ったのですがやはり難しく、この解説本を買いました。
英語で書かれているので英語が読めない人には少々厳しいかもしれませんが、基本的な文法がわかる人ならば、後は辞書片手に何とか読解できると思います。
表紙は少し厚いだけで、いわゆるキャンパスノートの厚い物のような装丁です。同人誌などに近いと思いました。中身は白黒で、写真も白黒ではありますが、メジャーアルカナ、マイナーアルカナの全てのカードについて詳しい説明が為されています。Haindlのタロットは易卦、ルーン文字、ヘブライレター、惑星記号などが含まれていますが、それが含まれるカードにはその説明も、詳しくされています。
邦訳があれば言う事無しですが・・・恐らく、まだないでしょう。しかし芸術的で独特なカードですから、カードの意味しか書いていない付属のブックレットだけを参考にして解釈するのはとっても勿体無いと思います。Haindlのタロットを持っている人には必携の解説書だと思います。