やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫) の感想
参照データ
タイトル | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫) |
発売日 | 2011-11-18 |
製作者 | 渡 航 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784094513073 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
このシリーズは期待を裏切りませんね。
そこらのラブコメラノベとは一線を画す作品だと思います。
腐った主人公はどこまでも腐っており、およそラノベで描かれるべき主人公としての資格も自覚も、待遇すらありません。
そんな主人公視点で描かれる物語に面白みがあるのか?というと面白くて仕方ないです。
基本的に主人公の初期ステータスが低いのはラノベとしてはありがちで、そこから美少女達とのドタバタ展開(フラグ立て)があり、ラストに主人公の低ステータスを逆手に取る展開を持ってくることで、読者はニヤリなわけで・・・
この作品はそのようなラブコメ展開をむしろサブ要素に使っています。
あくまでもメインは主人公の腐った主観を描いていることであり、その独自の表現方法やネガティブをユーモアに変換する思考に魅せられてしまいます。
なんというか、作者の人生哲学を表しているかのような文章そのものに惹きつけられます。
「萌え」を武器にしてないというか、単純に非凡な文才の持ち主なのだと思います。
そこらのラブコメラノベとは一線を画す作品だと思います。
腐った主人公はどこまでも腐っており、およそラノベで描かれるべき主人公としての資格も自覚も、待遇すらありません。
そんな主人公視点で描かれる物語に面白みがあるのか?というと面白くて仕方ないです。
基本的に主人公の初期ステータスが低いのはラノベとしてはありがちで、そこから美少女達とのドタバタ展開(フラグ立て)があり、ラストに主人公の低ステータスを逆手に取る展開を持ってくることで、読者はニヤリなわけで・・・
この作品はそのようなラブコメ展開をむしろサブ要素に使っています。
あくまでもメインは主人公の腐った主観を描いていることであり、その独自の表現方法やネガティブをユーモアに変換する思考に魅せられてしまいます。
なんというか、作者の人生哲学を表しているかのような文章そのものに惹きつけられます。
「萌え」を武器にしてないというか、単純に非凡な文才の持ち主なのだと思います。