戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか の感想
参照データ
タイトル | 戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 三品 和広 |
販売元 | 東洋経済新報社 |
JANコード | 9784492521496 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » オペレーションズ |
購入者の感想
本書はいくつかの論点を挙げて、停滞している日本企業の戦略不全を分析し、今後の方向を示そうとしている。しかし、本書であげているように、解決策は戦略を立てる経営者を育てることなのか?
特に分析の多くの部分を費やしている、電機、精密業界は今やさまざまな分野の統合体となっている。その方向を示すビジョンを作る経営者を育てることが出来るのか? 一例としてあげるアメリカのMBAは上手く働いているのか? 疑問点はいくつもあり、矛盾もあるが、「これですべて解決」式の処方が無いのが現実であろう。今後の要望として、優等生しか昇進できない体質も取り上げていただきたい。社内外と衝突しながらも会社業績を伸ばした功労者は経営者に残らない例が多い。旧日本軍と重なるのではないか。
特に分析の多くの部分を費やしている、電機、精密業界は今やさまざまな分野の統合体となっている。その方向を示すビジョンを作る経営者を育てることが出来るのか? 一例としてあげるアメリカのMBAは上手く働いているのか? 疑問点はいくつもあり、矛盾もあるが、「これですべて解決」式の処方が無いのが現実であろう。今後の要望として、優等生しか昇進できない体質も取り上げていただきたい。社内外と衝突しながらも会社業績を伸ばした功労者は経営者に残らない例が多い。旧日本軍と重なるのではないか。