アイツの大本命 (9) (ビーボーイコミックス) の感想

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参照データ

タイトルアイツの大本命 (9) (ビーボーイコミックス)
発売日2015-09-10
製作者田中 鈴木
販売元リブレ出版
JANコード9784799726587
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブコミックス

購入者の感想

いろいろな方のご意見をひとつひとつ拝読して、あたしもー!と思っています。帯の盛り上がりよりすこししっとりしてるなあ(落ち着いてるなあ)とか、はじめて吉田くんから好きって言葉が出たのかも?とか。

いわゆるBLと呼ばれる作品を読んだのは初めてですが、普通にどきどきしたり2人のこれからにわくわくしています。
特にわたしが感心しているのは、1話ごとに積みあがってゆく2人の距離感、特に吉田くんの想いの強まりの変遷が、とても丁寧に描かれていることです。
週刊誌などの漫画よりも1話のスパンが長いのでつながりをキープするのはたいへんなのでは?と思うのですが、そのあたりの積み上げが丁寧なので、吉田くんの想いの成長?にシンクロし、応援しやすいです。
例えば1巻の第3話で吉田くんが付き合うってどういうことなのかなあ、といったり、4巻の14話で吉田くんが、まだちゃんと(好きだと)いっていないのに、こんなことで(宿題をやってもらうために)そんなの言えない、といったりの発言が今回完全に回収されて、吉田くんが、好きでつきあっているのにそういえなかった、といったことで、その間にちゃんと、つき合っているという自覚もできて、好きっていえるようになったんだなー、よかったねえしみじみ。みたいに、完全に近所のおばちゃんの応援気分です。

ものすごく細かいですが最後のあとがきで田中鈴木せんせいが、いつもは、できれば次巻で、とおっしゃるのに今回は、次巻もあるとおもうのでよろしく、とおっしゃってるのがすこしだけ気になってます。普通に読めば、あ、つぎも出るんだ!わーい!なのかもしれませんが、10って区切りで終わりだから逆に確実にここまでは出す、じゃないといいなと。

7月にたまたまオンラインの無料版でこの漫画に出会い、たった2カ月ですっかりはまったわたしとしては、ぜひまだまだ続けていただきたいと思います。いつか、CDの続きも出るといいなあと思っています。

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