日本の物語文学 (放送大学教材) の感想
参照データ
タイトル | 日本の物語文学 (放送大学教材) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 島内 裕子 |
販売元 | 放送大学教育振興会 |
JANコード | 9784595314056 |
カテゴリ | ジャンル別 » 教育・学参・受験 » 大学・大学院 » 放送大学テキスト |
購入者の感想
放送大学の「専門・人文コース」科目です。
「日本文学概論」「日本の近代文学」「和歌の心と情景」との親和性がかなり高い。
内容的に被るチャプターも多く、
伊勢物語とか、源氏物語とか、各種和歌とかのマニアなら、
特別な対策はしないでもさばけるとは思う。
難易度は、同大学の日本の近代文学のほうが明らかに1つか2つは上。
歴史の知識は・・・ あったほうが時代的配置を描けるのでオススメだけども、
なくてもあまり問題ではないと思う。
どちらかというと「広く浅く」系で、中心に「源氏物語」を置いて、
そこから思考を巡らせる執筆方法。枕草子への分析はあまりない。
むしろ、「落窪物語」「うつほ物語」といった方面への分析が、
著者の指摘するようにあまり世間に多くはないので、その意味では秀逸。
なお、王朝文学の根底である「性愛」は当然含まれているので、
そこらへんに拒絶感のある方にはオススメできないかも。
「日本文学概論」「日本の近代文学」「和歌の心と情景」との親和性がかなり高い。
内容的に被るチャプターも多く、
伊勢物語とか、源氏物語とか、各種和歌とかのマニアなら、
特別な対策はしないでもさばけるとは思う。
難易度は、同大学の日本の近代文学のほうが明らかに1つか2つは上。
歴史の知識は・・・ あったほうが時代的配置を描けるのでオススメだけども、
なくてもあまり問題ではないと思う。
どちらかというと「広く浅く」系で、中心に「源氏物語」を置いて、
そこから思考を巡らせる執筆方法。枕草子への分析はあまりない。
むしろ、「落窪物語」「うつほ物語」といった方面への分析が、
著者の指摘するようにあまり世間に多くはないので、その意味では秀逸。
なお、王朝文学の根底である「性愛」は当然含まれているので、
そこらへんに拒絶感のある方にはオススメできないかも。