ナイトランド・クォータリーvol.02 邪神魔境 の感想
参照データ
タイトル | ナイトランド・クォータリーvol.02 邪神魔境 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 書苑新社 |
JANコード | 9784883752102 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー |
購入者の感想
●ロバート・E・ハワード「神の石塚」
Cthulhu Mythではないが、神話に題を採ったCthulhu Mythばりの怪奇譚。固有名詞を若干変更するだけでそのままCthulhu Mythにも出来そうな作品。
●朝松健「<一休どくろ譚>魔経海」
新・一休シリーズの第二話。謎の琉球船の出現からミステリタッチで次々と謎と怪奇が提示されて行くが、二話にして既に安定しているレギュラー陣の活躍が、会話の妙と相まって楽しい。
●ブライアン・M・シモンズ「狂気の氷原へ」
「狂気の山脈にて」ものでミリタリーもの。あくまで常識でしか物事を見られない人物の視点からのみ描いているのが良い。
●間瀬純子「北極星」
グロテスクな美しさに満ちたロシア風な異世界ファンタジーCthulhu Myth。今回登場した神も、嘗ての作品に登場したオーロラの神同様、こちらのイメージの限界を軽々とぶち破ってくれた。一体、どの様な全体像なのだろうか。
●ディヴィッド・コニアース「熱砂の妖虫」
作者の代表的なシリーズ、ハリソン・ピールもの。Cthulhu Mythの中でも近年、ミリタリーものとスパイものが増えて来ているが、こちらはスパイものの方。只、時流に乗ったネタであるのが気に入らない。ジェフリー・トーマスもサダム・フセインを悪役に使ったCthulhu Mythが有るが、現在存在している人物や団体を悪役にするのは、広く一般に「悪」として認識されていればいる程、読者の共感を簡単に得易く、そこが引っかかる。
●ジョシュ・リノールズ「悪夢の卵」
オカルトハンターものだが、こんなシリーズが有るとは知らなかった。シリーズの他の作品も読んでみないと判らないが、カーナッキのシリーズより可成り派手だ。必ずしもCthulhu MythではないもののCthulhu Mythに数えても問題無いと想われる一作。
●ウィリアム・ホープ・ホジスン「呪われしパンペロ号」
作者得意の海洋ホラー。此処に登場する怪物は、そのままCthulhu
Cthulhu Mythではないが、神話に題を採ったCthulhu Mythばりの怪奇譚。固有名詞を若干変更するだけでそのままCthulhu Mythにも出来そうな作品。
●朝松健「<一休どくろ譚>魔経海」
新・一休シリーズの第二話。謎の琉球船の出現からミステリタッチで次々と謎と怪奇が提示されて行くが、二話にして既に安定しているレギュラー陣の活躍が、会話の妙と相まって楽しい。
●ブライアン・M・シモンズ「狂気の氷原へ」
「狂気の山脈にて」ものでミリタリーもの。あくまで常識でしか物事を見られない人物の視点からのみ描いているのが良い。
●間瀬純子「北極星」
グロテスクな美しさに満ちたロシア風な異世界ファンタジーCthulhu Myth。今回登場した神も、嘗ての作品に登場したオーロラの神同様、こちらのイメージの限界を軽々とぶち破ってくれた。一体、どの様な全体像なのだろうか。
●ディヴィッド・コニアース「熱砂の妖虫」
作者の代表的なシリーズ、ハリソン・ピールもの。Cthulhu Mythの中でも近年、ミリタリーものとスパイものが増えて来ているが、こちらはスパイものの方。只、時流に乗ったネタであるのが気に入らない。ジェフリー・トーマスもサダム・フセインを悪役に使ったCthulhu Mythが有るが、現在存在している人物や団体を悪役にするのは、広く一般に「悪」として認識されていればいる程、読者の共感を簡単に得易く、そこが引っかかる。
●ジョシュ・リノールズ「悪夢の卵」
オカルトハンターものだが、こんなシリーズが有るとは知らなかった。シリーズの他の作品も読んでみないと判らないが、カーナッキのシリーズより可成り派手だ。必ずしもCthulhu MythではないもののCthulhu Mythに数えても問題無いと想われる一作。
●ウィリアム・ホープ・ホジスン「呪われしパンペロ号」
作者得意の海洋ホラー。此処に登場する怪物は、そのままCthulhu