日本懐かしアイス大全 (タツミムック) の感想
参照データ
タイトル | 日本懐かしアイス大全 (タツミムック) |
発売日 | 2015-07-09 |
製作者 | アイスマン福留 |
販売元 | 辰巳出版 |
JANコード | 9784777815029 |
カテゴリ | ジャンル別 » エンターテイメント » サブカルチャー » 一般 |
購入者の感想
好きだったアイス(クイッククエンチシリーズ、筒状のお花型でホワイトチョココーティングされた、オレンジとかメロンとかの棒アイス)が載ってないのが残念極まりないけど、それでも楽しめます。
いとこ大集合した夏休みに思いを馳せ、姉と昔語りがしたくなりました。
いとこ大集合した夏休みに思いを馳せ、姉と昔語りがしたくなりました。
本書は、アイスクリームという現在でも普通に売られているものを題材にしているため、
辰巳出版がこれまで出してきた本の中では、最も一般受けする異色の本だと思います。
既刊の「懐かし自販機」や「懐かし10円ゲーム」は、今では殆ど拝むことのできないモノを
題材にすることで、単なる紹介本ではなく、「それがあった風景」という往時の風景写真にも
特化した、優れた良書でした。写真を重視する自分としては、辰巳出版が、この一般受けしそうな
アイスというネタをどう料理するのか?
本書にも単なるアイス紹介本としてだけではなく、スーパーや駄菓子屋のアイス売り場の写真と
いった「在りし日の風景」を期待していたのですが、残念ながら今回はそういった願いは叶えて
くれませんでした。そしてこのシリーズには珍しく、一つだけですが、大きな不満点がある作品でした。
まずは良かった点を挙げると、
☆☆紹介されたアイスの種類の多さは当然として、パッケージの変遷もしっかり掲載
第1章では、現在でも売られているロングセラー商品を紹介していて、その誕生から80年代の終わりまでの
パッケージの移り変わりも詳しく紹介しています。とくに第1章冒頭の「ホームランバー」では、昭和40年代の
生産工場や看板、販売店の写真が掲載されており、この辺は辰巳出版らしい凝った作りでした。
☆当時の広告やキャンペーン用玩具も紹介している。さらにたった3枚だが、アイス自販機の写真も!
本書に掲載されている広告の数は結構な量です。広告は、当時の空気に浸ることができる大切な資料なので、
これは大変嬉しかったです。ただし、この広告関連のネタが☆の減点対象になってしまうのですが、これは後述。
アイス自販機は、「column vol.2」の「メーカー各社が自販機でもアイスを販売 ~昭和のアイス自販機全盛期~」に
掲載されています。「懐かし自販機」にも紹介されていた自販機たちがズラリと並んでいる写真(ただし、撮影時期は
辰巳出版がこれまで出してきた本の中では、最も一般受けする異色の本だと思います。
既刊の「懐かし自販機」や「懐かし10円ゲーム」は、今では殆ど拝むことのできないモノを
題材にすることで、単なる紹介本ではなく、「それがあった風景」という往時の風景写真にも
特化した、優れた良書でした。写真を重視する自分としては、辰巳出版が、この一般受けしそうな
アイスというネタをどう料理するのか?
本書にも単なるアイス紹介本としてだけではなく、スーパーや駄菓子屋のアイス売り場の写真と
いった「在りし日の風景」を期待していたのですが、残念ながら今回はそういった願いは叶えて
くれませんでした。そしてこのシリーズには珍しく、一つだけですが、大きな不満点がある作品でした。
まずは良かった点を挙げると、
☆☆紹介されたアイスの種類の多さは当然として、パッケージの変遷もしっかり掲載
第1章では、現在でも売られているロングセラー商品を紹介していて、その誕生から80年代の終わりまでの
パッケージの移り変わりも詳しく紹介しています。とくに第1章冒頭の「ホームランバー」では、昭和40年代の
生産工場や看板、販売店の写真が掲載されており、この辺は辰巳出版らしい凝った作りでした。
☆当時の広告やキャンペーン用玩具も紹介している。さらにたった3枚だが、アイス自販機の写真も!
本書に掲載されている広告の数は結構な量です。広告は、当時の空気に浸ることができる大切な資料なので、
これは大変嬉しかったです。ただし、この広告関連のネタが☆の減点対象になってしまうのですが、これは後述。
アイス自販機は、「column vol.2」の「メーカー各社が自販機でもアイスを販売 ~昭和のアイス自販機全盛期~」に
掲載されています。「懐かし自販機」にも紹介されていた自販機たちがズラリと並んでいる写真(ただし、撮影時期は