なぜ中国人にはもう1%も未来がないのか (一般書) の感想
参照データ
タイトル | なぜ中国人にはもう1%も未来がないのか (一般書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 石 平 |
販売元 | 徳間書店 |
JANコード | 9784198638009 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
日本人は中華文明4千年、5千年の歴史を「一つの国家の歴史」と捉える傾向があるけれど、それは間違いである。
中国は数千年間、王朝(本書でいう家族)の交代劇を繰り返してきた。
それは中華文明が持つ宿命であり、21世紀の今日においても逃れられず、遠くない将来に中国は再び瓦解する。
これが本書の趣旨だ。
毛沢東が破壊した中国人の思考、行動原理が、改革開放によって復活。
経済発展の原動力になったものの、 「自己中心的な中国人を生み」「拝金主義や汚職、格差、
環境汚染、反日行動など」 中国が抱えるあらゆる問題が噴出した。
本書ではそれら害悪の主因を「伝統的家族中心主義」とそれに伴う「実利主義」に求める。
血縁が第一であり家族がのし上がることが善で、その範疇の外にある人々には平気で嘘もつける。
日本人は好き勝手に振る舞うそんな中国政府と人民に戸惑うけれど、彼らの行動パターンを
掴んでおくことで、ある程度対応していくことが出来るはずだ。
これから中国は大混乱の時代に突入し、経済も政治も混沌とし、日中関係はより緊迫する――
周辺国に力尽くの無法振りを繰り返す中国、しかしそれを許さないという行動が、中国に圧力を加えてゆく筈である。
その時のためにも集団的自衛権の憲法解釈をはじめとして、入念に準備を備えておかねばならない。
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中国は数千年間、王朝(本書でいう家族)の交代劇を繰り返してきた。
それは中華文明が持つ宿命であり、21世紀の今日においても逃れられず、遠くない将来に中国は再び瓦解する。
これが本書の趣旨だ。
毛沢東が破壊した中国人の思考、行動原理が、改革開放によって復活。
経済発展の原動力になったものの、 「自己中心的な中国人を生み」「拝金主義や汚職、格差、
環境汚染、反日行動など」 中国が抱えるあらゆる問題が噴出した。
本書ではそれら害悪の主因を「伝統的家族中心主義」とそれに伴う「実利主義」に求める。
血縁が第一であり家族がのし上がることが善で、その範疇の外にある人々には平気で嘘もつける。
日本人は好き勝手に振る舞うそんな中国政府と人民に戸惑うけれど、彼らの行動パターンを
掴んでおくことで、ある程度対応していくことが出来るはずだ。
これから中国は大混乱の時代に突入し、経済も政治も混沌とし、日中関係はより緊迫する――
周辺国に力尽くの無法振りを繰り返す中国、しかしそれを許さないという行動が、中国に圧力を加えてゆく筈である。
その時のためにも集団的自衛権の憲法解釈をはじめとして、入念に準備を備えておかねばならない。
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