新しいパパの教科書 の感想
参照データ
タイトル | 新しいパパの教科書 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ファザーリングジャパン |
販売元 | 学研マーケティング |
JANコード | 9784058001295 |
カテゴリ | ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 妊娠・出産・子育て » 子育て |
購入者の感想
今年パパになった義弟のおすすめ書籍ということで、来年パパになる予定の夫に読んでもらおうと購入したところ、思った以上の良書でした。
構成上は、妊娠から幼児期へと時間軸に沿った、パパのためのノウハウ本という形を取っていますが、「家事育児は(夫より暇で社会的責任のない)妻がすべきもの」という時代から労働時間の長短・仕事における責任の多寡に夫婦間で差がない/少ないケースが増えてきている現代を迎え、そういう夫婦は育児をどうする?あるいは、差はあったとしても、だからといって自分の子を育てることに関与しないっておかしくないか? という問題提起がこの本の根本にはあります。
その上で、自分(たち)の子を育てることに対して積極的になろう⇒妊娠中・出産前後・乳児期・幼児期それぞれの関わりかたの提案と、具体的なやりかた という流れになっています。
「なぜそれをするのか=動機付け」「したいと思ったときどのようにすればよいのか=具体的なアクション」がセットで明確になっているというのが本書の最も評価したい点です。
共働きだから多少はやらないといけないだろうし、育児に興味ないわけじゃないけど、自分がいわゆるイクメンになれるかというとちょっと・・・
と思っているような方には特に良さそうで、完璧にできる必要はない、部分的にでもできることがあると分かると思います。
私はパパではなくママになる側ですが、本当にこれは夫に読んでほしいなぁと思う一方、夫側の視点から見るとこうなんだ・・・という気付きもありました。実感のなさや不慣れが原因のちょっとした言動について、この先こういうことがあるかも、でも悪気はないんだなという心の準備が出来たことが(本書の目的ではないでしょうが)意外な収穫でした。
構成上は、妊娠から幼児期へと時間軸に沿った、パパのためのノウハウ本という形を取っていますが、「家事育児は(夫より暇で社会的責任のない)妻がすべきもの」という時代から労働時間の長短・仕事における責任の多寡に夫婦間で差がない/少ないケースが増えてきている現代を迎え、そういう夫婦は育児をどうする?あるいは、差はあったとしても、だからといって自分の子を育てることに関与しないっておかしくないか? という問題提起がこの本の根本にはあります。
その上で、自分(たち)の子を育てることに対して積極的になろう⇒妊娠中・出産前後・乳児期・幼児期それぞれの関わりかたの提案と、具体的なやりかた という流れになっています。
「なぜそれをするのか=動機付け」「したいと思ったときどのようにすればよいのか=具体的なアクション」がセットで明確になっているというのが本書の最も評価したい点です。
共働きだから多少はやらないといけないだろうし、育児に興味ないわけじゃないけど、自分がいわゆるイクメンになれるかというとちょっと・・・
と思っているような方には特に良さそうで、完璧にできる必要はない、部分的にでもできることがあると分かると思います。
私はパパではなくママになる側ですが、本当にこれは夫に読んでほしいなぁと思う一方、夫側の視点から見るとこうなんだ・・・という気付きもありました。実感のなさや不慣れが原因のちょっとした言動について、この先こういうことがあるかも、でも悪気はないんだなという心の準備が出来たことが(本書の目的ではないでしょうが)意外な収穫でした。