今日もていねいに。 (PHP文庫) の感想
参照データ
タイトル | 今日もていねいに。 (PHP文庫) |
発売日 | 2013-06-14 |
製作者 | 松浦 弥太郎 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓 |
購入者の感想
筆者のことは全く詳しくなく、雑誌の編集長とか書店の経営者とか本に書いてある経歴のことしか知らないので、先入観なしに読みました。読んで一度目は、立派な生き方をしてこられたことにひたすら感心しました。述べていることも至極当たり前で、日々をそのように過ごしたいと思いました。ところが2度目に読むと、どうにもあんまり心地よくないのです。なんというかやや押し付けがましく感じられたりして。3度目に読むと、筆者の人生がかくも成功した軌跡を書いているようにも感じられたりするのです。ところどころに過激な表現が出てきたり、思考がもう少し柔軟であってもいいかなと個人的に思いました。どんな方かわからないのですがかなり物事に対して頑なな方なのかなと推測したりして、読後感がすっきりしないのです。この本の読み方は、スープの上澄みをいただくように読むことが良いように思えます。スープの底にまでスプーンを入れてはおいしくなくなるかもしれません。女性が書いているようにも感じて不思議感覚の本でした。