医者なし薬なしでいつの間にか「うつ」が消える本 の感想

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参照データ

タイトル医者なし薬なしでいつの間にか「うつ」が消える本
発売日販売日未定
製作者宮島 賢也
販売元ベストセラーズ
JANコード9784584135426
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 薬・サプリメント

購入者の感想

理論的、実践的な内容を期待していたが、精神論、自己啓発的な内容だった。
筆者は考え方を変えようと簡単に言うが、そんなことは分かっているができないから人々は苦しんでいるのだ。
うつや心身症が投薬のみでは治らないという話には同意だが、考え方を変えるだけで薬が不要になるまで回復するという根拠はこの本には見出せなかった。
筆者が推している『お母さん病』というネーミングにも問題がある。
AC、母原病とは別に新たに似たような意味の言葉を作る意義がわからない。
母親が原因だと非難するものではないと前置きしているが、本を読み進めるとほとんどの患者のケースで母親の教育、幼少期の環境が原因、背景にあるとしている。
母親が病因である。初見で「ああ母親が悪かったんだな」という印象を持つような造語をつくる。だが母親を非難しているわけではないと言う。
全体的なスタンスが中途半端で非難してませんよというところに逃げを感じた。
筆者自身の病因であった『お母さん病』とやらに話が終始していて、それが原因ではないうつ病患者に対してのフォローはない。
『お母さん病』という見慣れない文字を見るたび不快になった。

うつ病の本人がいかに辛いかが理解できた。
本人が自分で自分を治したのがすごい。
一種の認知行動療法か。0

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