パナソニック ねつ当番 - SHK38155 の感想

＊「SHK38155」（工務店・電気工事店扱い）と「SHK6040P」（ホームセンター・電気量販店扱い）は、パッケージが違うだけの同一品。（SHK6040Pには、石こうボード用取付けプラグ付属）。
2014年4月から制度移行した国家検定合格品。　　検定型式番号：住警第26～119号

　本製品は、熱（65℃相当）を検知すると、LED表示灯兼作動操作スイッチが赤色連続点滅し、高齢者でも聞き取りやすい大音量のアラーム発報と同時に明瞭な音声（火事です！火事です！）でも報せる火災警報器。
　台所に設置する火災警報器として熱検知式を選択。台所は、煙検知式だと調理の湯気などで誤作動する場合があるため。自治体によっては、義務付けている火災警報器の設置場所に違いがあったり、台所にも煙検知式の設置を義務付けているので所轄消防署に要確認。ただ、煙検知式の方が熱検知式より火災検知作動が早いので、煙検知式設置がベストではある。
　約1時間ごとに検知部を自動故障診断（自動自己試験）を行い、故障が発生した場合には警報動作をして報せる機能のほか電池切れ警報機能もある。（いずれもそれぞれの意味の音声で鳴動するため分かりやすい）。
　単独発報式であり他の警報器と通信連動する機能はない。離れた他の警報器を連動して鳴動させたい場合は、連動させたい警報器を『ワイヤレス連動型』（移報接点あり。親機・子機）にして設置する必用がある。
　電池は、10年保つ専用リチウム電池だが、使用開始時に小さなコネクタを慎重に繋げなければならず、この方式は改善の余地がある。取付けは、まず木ネジ2本でベースを固定し、それに本体をはめ込む仕組み。作業自体は難しくはないが、はめ込むための本体との合わせ印が無く少々不親切。（木材ではなくコンクリートなどに固定するには、そのための工具・部品と作業が必用）。