自分を愛せればすべてはうまくいく の感想
参照データ
タイトル | 自分を愛せればすべてはうまくいく |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 原久子 |
販売元 | つた書房 |
JANコード | 9784905084112 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
「自分を愛する」ことの素晴らしさを謳った本はたくさんあるだろう。
しかし、自分を愛するとは自分が自分のことを嫌っていることに気づくことだということを教えてくれる本は希ではないだろうか。
こうなって欲しいという願望、理想に注意を向けるのではなく、いまの自分の現実の姿に留まることが、自分が変わるためには大切だと言う。
自分を愛したいという願望ではなく、自分を愛していないという自分の真実に留まり、自分を愛していない状態をしっかりと体験することで変容が起こる。
ただし物事は単純ではない。自分のありのままの状態に留まろうとしてもできないのだ。
試しに自分の中にある自己嫌悪の気持に気づき、そこに留まろうとしても、どうしても留まれない自分を発見するのではなないだろうか。
私たちが「自分を愛そう」としたり、「自分を受け入れよう」と思ってもできない現実がある。
私たちは自己嫌悪や罪悪感や自責の念が自分の中にあることを認めたくないのだ。
だからこそ著者は自分を超えたものの助けが必要だと語る。
著者自身自身も、長い長い自己探求と自己浄化の果てに、インドの聖者と会う機会を与えられ、どうすれば自分を愛することができるのかという切実な問いかけをする。
そして聖者が答えは、自分が自分を嫌っていることに気づき、そこに留まってくださいというものだった。
著者はそこに留まり、聖者の助けも手伝って自己嫌悪や罪悪感を体験し尽くすことで、自分の中に無限に広がる愛を発見する。
この本を読むことで、知識として「自分を愛する」とはどういうことかがわかるだけでなく、真実を知っている人から発せられた言葉が持っている力によって、自分に変容が起きていることを体験するだろう。
特に著者とインドの聖者のやりとりは本書の圧巻である。
ほとんどの日本人は本当の聖者、お金もうけや自分を偉く見せたり、正しく見せたり、人をコントロールしたいなどという欲が一切なく、ただただ人々が苦しみから解放され、幸せになることだけを純粋に願っている人がどんな言葉や知恵を語るのか、接したことがないのではないだろうか。
しかし、自分を愛するとは自分が自分のことを嫌っていることに気づくことだということを教えてくれる本は希ではないだろうか。
こうなって欲しいという願望、理想に注意を向けるのではなく、いまの自分の現実の姿に留まることが、自分が変わるためには大切だと言う。
自分を愛したいという願望ではなく、自分を愛していないという自分の真実に留まり、自分を愛していない状態をしっかりと体験することで変容が起こる。
ただし物事は単純ではない。自分のありのままの状態に留まろうとしてもできないのだ。
試しに自分の中にある自己嫌悪の気持に気づき、そこに留まろうとしても、どうしても留まれない自分を発見するのではなないだろうか。
私たちが「自分を愛そう」としたり、「自分を受け入れよう」と思ってもできない現実がある。
私たちは自己嫌悪や罪悪感や自責の念が自分の中にあることを認めたくないのだ。
だからこそ著者は自分を超えたものの助けが必要だと語る。
著者自身自身も、長い長い自己探求と自己浄化の果てに、インドの聖者と会う機会を与えられ、どうすれば自分を愛することができるのかという切実な問いかけをする。
そして聖者が答えは、自分が自分を嫌っていることに気づき、そこに留まってくださいというものだった。
著者はそこに留まり、聖者の助けも手伝って自己嫌悪や罪悪感を体験し尽くすことで、自分の中に無限に広がる愛を発見する。
この本を読むことで、知識として「自分を愛する」とはどういうことかがわかるだけでなく、真実を知っている人から発せられた言葉が持っている力によって、自分に変容が起きていることを体験するだろう。
特に著者とインドの聖者のやりとりは本書の圧巻である。
ほとんどの日本人は本当の聖者、お金もうけや自分を偉く見せたり、正しく見せたり、人をコントロールしたいなどという欲が一切なく、ただただ人々が苦しみから解放され、幸せになることだけを純粋に願っている人がどんな言葉や知恵を語るのか、接したことがないのではないだろうか。