わたしは13歳、学校に行けずに花嫁になる。: 未来をうばわれる2億人の女の子たち の感想

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タイトルわたしは13歳、学校に行けずに花嫁になる。: 未来をうばわれる2億人の女の子たち
発売日販売日未定
製作者久保田 恭代
販売元合同出版
JANコード9784772612142
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

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小学校に通えない子供はユネスコの報告によると1999年では1億700万人いましたが、2011年には5700万人と半数近くまで兵ました。
しかし今日でも6500万人の女の子が小・中学校の教育を修了することができていません。

女の子が学校に通えない7つの理由

理由1、制服代や教科書代が払えない
理由2、「女の子に教育は必要ない」という周囲の偏見
理由3、家事労働の負担
理由4、早すぎる結婚・出産
理由5、学校が遠い
理由6、学校が安心できる場所ではない
理由7、女性の先生がいない

家事労働で一日が終わってしまう。中途退学してしまう女の子たち。早すぎる結婚が女の子たちの健康をおびやかす。
生まれてくることさえ許されない女の子たち。伝統的な慣習で傷つけられる女の子たち
人身売買で尊厳を奪われる女の子たち。女の子ゆえの児童労働

「偏見」によって、価値が低い存在とされる女の子にはさまざまな困難が山積みになっている。

第6章で「女の子を助ける男の子は自分も幸せになる」と紹介されている。
「男は強くなければならない」「男の子は弱音を吐いてはいけない」「男の子は稼ぎ手となって家族を養っていけなければいけない」という男の子への偏見にもつながっている
実はこういた「伝統的な男らしさ」という思い込みが男の子自身を追いつめている。
女の子への偏見と男の子への偏見はコインの裏表なのです。

ここで描かれている例はショッキングだが、100年前の日本でも女性の地位は低かった。
そして現在、政治や経済の面での進出は遅れているものの、教育の機会という面ではほぼ男女平等と言ってよい社会となった日本。

女性外科医が颯爽と困難な手術を成功させるドラマがヒットして、男性の看護師や保育士が珍しくなくなった社会。
以前は力仕事で男性の仕事と思われていたトラックドライバーに通販の普及で小型荷物が増えた事によりソフトな女性ドライバーを募集する運送業界。

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