週刊 ダイヤモンド 2014年 5/24号 [雑誌] の感想

中国で2年ほど物流の仕事をしています。
なので、こういった「まとまった情報」は非常に重宝します。

中国は巨大です。一つの経済現象を見て、それを一般化するのはできません。
温州地区のマンション価格が大幅下落→バブル崩壊か？と言っても、
他の地区では、そんな現象は見れなかったりします。

私は成都で働いていますが、まさに「これから発展する」という雰囲気を直に感じています。
この記事では、成都を「中国のシリコンバレー」と称しています。日本企業は、元気はないですが、
台湾企業（フォックスコンなど）、欧米企業（シーメンスなど）、中国企業（レノボ）は、
調子が良いです（1月~4月　前年比10％以上の輸出伸）。

中国は、現在、生産拠点から、消費市場として、劇的に変わっています。
ただ、この「新バイブル」を読むと、やはり、中国経済を動かしているのは、共産党です。
経済が変わっている以上、共産党も、新しい組織として、生まれ変わる必要が出てきています。

最近では、ウイグル族のテロ等、情勢は不安定そのモノです。貧富の格差がこれでもかというほど
広がっています。日本の勝ち組、負け組とは違う、絶望感が広がっています。それらを
どのようにコントロールしていくか、反日活動以外で、コントロールしてくださいと言いたいです。

反日だけでは、もう、コントロールがきかなくなっているような気がします。0