アラビアン・ナイトのおはなし の感想
参照データ
タイトル | アラビアン・ナイトのおはなし |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中川 正文 |
販売元 | のら書店 |
JANコード | 9784905015178 |
カテゴリ | 文学・評論 » 評論・文学研究 » 外国文学研究 » 中国文学 |
購入者の感想
親本は昭和46年に学研から出版された『アラビアン・ナイト』。ひさびさの復刊です。「アリババと四十人のとうぞく」「アラジンとまほうのランプ」「空とぶ木馬」の三つのお話を収録。しばしば映画やアニメや人形劇の題材にもなっている千夜一夜物語を代表する物語ばかり。
中川正文の本文はラングの再話をもとにしたそうです。大人には簡単すぎて物足りないかもしれませんが、小学低学年の子どもがひとりですらすらと読めるレベル。
なんといっても、いちばんの魅力は赤羽末吉の挿絵にあるとおもう。赤羽画伯の日本や中国大陸の昔話の絵本は今日でも児童書の定番として愛されていますが、その時代と国境をこえた絵柄の個性と筆の力強さには、ページをめくるたびにたちまち圧倒されてしまいます。カラーもモノクロもすてきだなあ。
造本が堅牢なので、児童図書館の常備にも適している。いちど手に取ってみてください。
中川正文の本文はラングの再話をもとにしたそうです。大人には簡単すぎて物足りないかもしれませんが、小学低学年の子どもがひとりですらすらと読めるレベル。
なんといっても、いちばんの魅力は赤羽末吉の挿絵にあるとおもう。赤羽画伯の日本や中国大陸の昔話の絵本は今日でも児童書の定番として愛されていますが、その時代と国境をこえた絵柄の個性と筆の力強さには、ページをめくるたびにたちまち圧倒されてしまいます。カラーもモノクロもすてきだなあ。
造本が堅牢なので、児童図書館の常備にも適している。いちど手に取ってみてください。