授業のユニバーサルデザイン〈Vol.1〉全員が楽しく「わかる・できる」国語授業づくり の感想
参照データ
タイトル | 授業のユニバーサルデザイン〈Vol.1〉全員が楽しく「わかる・できる」国語授業づくり |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 授業のユニバーサルデザイン研究会 |
販売元 | 東洋館出版社 |
JANコード | 9784491025391 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
クラスには6%程度の何らかの発達障害を持った子がいると言われている。
40人学級で3人,30人学級で2人存在する計算だ。しかし,昨今の家庭
や社会の教育力の低下から,発達障害でなくても落ち着きがなかったり,人
の話が聞けなかったりする子も多く存在する。
そのような状況の中で,特別教育の知見を普通学級に活かすという試みは
大きな挑戦であり,大切な試みであるといえる。
私自身,かなり激しいADHDの児童を受け持ったことがあるが,最初は
悪戦苦闘だった。しかし,この障害(病気ではない)を知ることにより,き
ちんとした対応ができるようになると,その子は随分と落ち着き,さらには
素晴らしい能力を発揮し始めた。
それと同時に,その子を通してクラス全体にいろいろな指示や言葉がけを
していたので,他の子どもたちも変化が著しかった事を体験している。
この本は,「焦点化・視覚化・共有化」をキーワードに据えながら,いろ
いろな分野のスペシャリストを招き,実態や対応をひもとくだけでなく,更
に,実践を積み重ねたものを発信しているところが素晴らしいと思う。
いろいろな方に読んでいただき,まだまだ試行錯誤のこの分野を,きちん
とした分野にすべく,実践を集約していくことが,全ての子が「わかる」
「できる」につながっていくと思う。
私もその一人になりたい。
40人学級で3人,30人学級で2人存在する計算だ。しかし,昨今の家庭
や社会の教育力の低下から,発達障害でなくても落ち着きがなかったり,人
の話が聞けなかったりする子も多く存在する。
そのような状況の中で,特別教育の知見を普通学級に活かすという試みは
大きな挑戦であり,大切な試みであるといえる。
私自身,かなり激しいADHDの児童を受け持ったことがあるが,最初は
悪戦苦闘だった。しかし,この障害(病気ではない)を知ることにより,き
ちんとした対応ができるようになると,その子は随分と落ち着き,さらには
素晴らしい能力を発揮し始めた。
それと同時に,その子を通してクラス全体にいろいろな指示や言葉がけを
していたので,他の子どもたちも変化が著しかった事を体験している。
この本は,「焦点化・視覚化・共有化」をキーワードに据えながら,いろ
いろな分野のスペシャリストを招き,実態や対応をひもとくだけでなく,更
に,実践を積み重ねたものを発信しているところが素晴らしいと思う。
いろいろな方に読んでいただき,まだまだ試行錯誤のこの分野を,きちん
とした分野にすべく,実践を集約していくことが,全ての子が「わかる」
「できる」につながっていくと思う。
私もその一人になりたい。