Quantum Theory of Scattering (Dover Books on Physics) の感想
参照データ
タイトル | Quantum Theory of Scattering (Dover Books on Physics) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Ta-you Wu |
販売元 | Dover Publications |
JANコード | 9780486480893 |
カテゴリ | Professional & Technical » Professional Science » Physics » Quantum Theory |
購入者の感想
散乱の量子力学の基礎を学ぶには本書が一番であると思う。
日本の散乱の量子論の専門書は、現在絶版になっている砂川重信氏の「散乱の量子論・岩波」であるが、この本も参考文献として、本書を挙げている。
散乱理論は需要が高く、敷居も高い学問である上、日本語の本はかなり少ないのが現状である。
そういう意味でも、洋書ではあるが本書は原子衝突理論や中性子散乱、化学反応動力学などより専門分野に進む研究者、院生にとって絶好の入門書となるだろう。
本書は数式での理解も多いが、物理的な説明もかなり詳しく書かれている。
古い本ではあるが、基礎固めにはもってこいであると思う。
ちなみに現在絶版の砂川氏の「散乱の量子論」が入手困難であるが、本書でほぼ同じ内容を学習できると思うので、英語に自信がある人には絶好の専門書となり得る。
日本の散乱の量子論の専門書は、現在絶版になっている砂川重信氏の「散乱の量子論・岩波」であるが、この本も参考文献として、本書を挙げている。
散乱理論は需要が高く、敷居も高い学問である上、日本語の本はかなり少ないのが現状である。
そういう意味でも、洋書ではあるが本書は原子衝突理論や中性子散乱、化学反応動力学などより専門分野に進む研究者、院生にとって絶好の入門書となるだろう。
本書は数式での理解も多いが、物理的な説明もかなり詳しく書かれている。
古い本ではあるが、基礎固めにはもってこいであると思う。
ちなみに現在絶版の砂川氏の「散乱の量子論」が入手困難であるが、本書でほぼ同じ内容を学習できると思うので、英語に自信がある人には絶好の専門書となり得る。