ワールド・フィギュアスケート 55 の感想

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参照データ

タイトルワールド・フィギュアスケート 55
発売日販売日未定
販売元新書館
JANコード9784403310751
カテゴリ » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ

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グランプリシリーズ前半の3大会と、9〜10月に行われたジャパンオープン、メダル・ウィナーズ・オープン、カーニバル・オン・アイス、ファンタジー・オン・アイス等のレポートが盛り込まれている。選手やコーチらのインタビューが盛りだくさんで、「○○に振り付けをしてもらった」など、裏話が聞けるのが有り難い。

アメリカ大会のSPで歴代最高点を出した後、フリーで大崩れした羽生選手は、「英語をそれほど話せないので、まだ自分の気持ちをコーチに伝え切れないというもどかしさがあった。お互いが遠慮しがちだったのが問題だったね。これを糧にまた2人で新たなスタートを切ろう、ということになりました」と述べ、今回の失敗が次のステップアップにつながることを感じさせた。

カナダ大会2位の鈴木明子選手は、ジャンプの不調がここ数年でなかったほど長く続いた、という。「でもスケートはジャンプだけではないと、ある日思って、このままではいけないと思い直したんです。自分の一番の良さであるスケートを楽しんで表現するということを忘れていた。そこに戻ろうと思ってから、少しずつ上がってきました」。「このフリーは見ている人それぞれがどんどん創造が沸いてくるプログラムではないかと思うんです。風や水や、大きな意味で自然というエネルギーを感じてもらえたら嬉しいです」。作品が完成していくのが楽しみである。

グランプリシリーズ初優勝の町田樹選手のコーチ、アンソニー・リュウ氏の言葉がよかった。町田選手はスタッフ全員に感謝していると言っていた、とのインタビュアーの質問に、「この結果は1人の人間によるものではないですから。素晴らしいチームワークのおかげです。成功する人の背後には必ず大勢の人の助けがあるものです」。
多くの選手が「自分は良い人たちに支えられている」といったことを口にする。人に恵まれるというのも、選手たちの才能だということを感じさせられた。

ヤグディン、クーリック、アニシナ・ペイゼラ組、キャンデロロ、ランビエル等、懐かしい選手たちのインタビューもあった。
ヤグディンは、「親になるというのは、五輪金メダル以上に素晴らしいことでした。自分がこんな気持ちになれるなんて、想像もしていなかったです」という。

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