はじめてでも簡単! 楽しいバラづくり ローズレッスン12か月 (別冊NHK趣味の園芸) の感想

バラ初心者です。　ネット情報だけで育てられる気になって苗を購入しましたが、剪定関係を見ていて、意味がわからず悩んでしまいました。
図解入りで書かれたネット情報が少ないからですね。バラに出てくるいろいろな専門用語も解らない。

そこで、本書を購入してみました。説明は図解入りで詳しく初心者でもすぐわかる。さらに何故そうしないといけないか、理由もしっかり書いてある。ネットでつるバラの誘引は冬というのはわかりますが何故冬なのか、まっすぐ伸ばすとどうなるのか、何故剪定が必要なのかしっかりと書かれています。ここに書き切れなかった何故？は別書Q&Aに詳しく捕捉されておりこちらも必読です。

お手入れを月別に書く手法はよくみるのですが、一度一年分を通して読むと何故その月にそれをするのかもよくわかります

私は、バラどころか園芸も初心者です。

最初、他の方のレビューで初心者向けと書いてあった「他の本」を買いました。
ところが、わからないことだらけ。
「浅く切ります」・・・え？浅く切るってどう切るの？
「蕾を摘みます」・・・え？どうしてせっかく出た蕾をとる必要があるの？
「シュートを切り戻します」・・・え？そもそもシュートって何？
どうしてシュートを切るの？　切り「戻し」ってなに？？
と、疑問だらけ。

本屋で、いろいろな本を見比べて確かめました。
で、この本を買いました。
この本は大正解。

行う事、例えば、剪定や芽摘みなどに対して、
どうして行うのか。
それを行わないと、どうなってしまうのか。
それを行うと、どんなメリットがあるのか。
そして、どうやって行うのか。
と言った内容がイラストを交えてわかりやすく説明がしてあります。

他の本だと、実際の写真を交えて説明しているのが多いのですが、その写真が見づらいことが多く、
結局、どうやればよいのかわからない本が多かったです。
その点、この本は、イラストにてわかりやすく解説してあります。

バラ育成の基礎から
12か月、月ごとにどのような作業を行えばよいか。
また、鉢に植えた場合と、庭などに植えた場合での違いなどが説明してあります。

（初心者の私が言うのもなんですが…）初心者の方は、まず、この本で勉強をして、
さらに細かなことを知りたかったら、ほかの本を買えばよいと思います。0