人間臨終図巻１<新装版> (徳間文庫) の感想

前から気になってましたが、本を所持している場所がなく諦めておりましたが、kindle であったので購入しました。
内容は、意外と淡泊なんですが、
この人こんな若くに亡くなったの？とか、これはどこの地名なんだろうとか、調べはじめたらとても面白い

円谷幸吉さんの遺書が、めぞん一刻で四谷さんのセリフととても似ていてびっくりしました。
もう２０年ほど読んでないので、うるおぼえですが、あった気がします。

古今東西の歴史に名を残す著名人（英雄、武将、政治家、作家、芸術家、芸能人、犯罪者など）が、何歳でどんなふうに死んだのかを集めた本である。
923人の死に様、そして生き様に何かを感ずるだろう。新装版は全4巻、各巻は年代別に、亡くなった年齢の順番に描いてある。121歳で亡くなった泉重千代をもって終了。死について、考えている方はほとんどいないでしょうが、そこに至は必然のこと。自分の年代の巻だけでもよし、全巻でもよし、辞書のように手元か本棚において、たまには死について考えることもいいでしょう。ところが、読んで御覧なさい。これが意外と面白いのです！
ちなみに1巻目では10代〜40代迄。目次 : 八百屋お七/ 大石主税/ アンネ/ 森蘭丸/ 天草四郎/ 藤村操/ 山口二矢/ ジャンヌ・ダルク/ 中山忠光/ 大山信子・・・他多数の方。