FOGLIA(フォグリア) フリー抜き の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

凹凸のはっきりしない商品写真で心配もありましたが、実物は大丈夫でした。
シマノ純正品に対する優位点は、ボスフリー側に掛かる部分が長いことと、1/2インチ角のソケット工具が使える点です。
固着したものを外すためにこちらを選びました。

表面は内側も含めてつや消しの仕上がりです。エッジはシマノやPark Tookの物ほど立ってはいませんが、必要充分な精度や強度はある感じ。
ソケット部分内側の角の面取りやボールの収まる部分などきちんと加工されています。台湾製です。六角部分は対面幅21mm．
肉厚は薄く、ナットやアクスルシャフト分の逃げがあります。しかしシャフトがあると中空部分は占領されてしまうので、スライディングハンドルを組み合わせるにはシャフトを外す必要がありそうです。

なおこのツールには刻印がありません。ほぼ同じサイズの工具が何種類かありますから、使用頻度の低いユーザとしては数年後に使おうとした時にどうなんだろうというのはあります。

同じシマノ型式のボスフリーを外すものとしては、Park Tool FR-1Cもあります。Amazonでの価格は同じくらいのようです。