記者たちの日米戦争 の感想

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タイトル記者たちの日米戦争
発売日販売日未定
製作者木村 栄文
販売元角川書店
JANコード9784048833042
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

『日系人を救った政治家ラルフ・カー―信念のコロラド州知事』『ストロベリー・デイズ―― 日系アメリカ人強制収容の記憶』を読み始め、本書のことを思い出し、ほぼ20年ぶりに再読することにした。

著者は、RKB毎日放送で数々のドキュメンタリーを手がけ、文化庁芸術祭大賞の受賞歴もある。本書も、平成2年度の同祭の作品賞受賞作品『記者それぞれの夏』をもとにしたもの。刊行は1991(平成3)年12月8日。12月8日は、本書刊行の46年前に日本が真珠湾を攻撃した日である。

内容は、太平洋戦争時の毎日新聞に在籍した高杉孝二郎、「ベインブリッジ・レビュー」の社主兼編集者だったウォルト・ウッドワードの日米二人の新聞人を軸に、戦争と新聞人の関係の考察。終戦後45年にあたる1990年には湾岸危機が起こり、1991年には湾岸戦争が勃発している。そういった点が、本書の問いかけのベースになっている。

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