Nikon 双眼鏡 7X50 SP 2 ポロプリズム式 7倍50口径 7X50SP2 (日本製) の感想

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参照データ

タイトルNikon 双眼鏡 7X50 SP 2 ポロプリズム式 7倍50口径 7X50SP2 (日本製)
発売日2005-10-26
販売元ニコン
機種Not Machine Specific
JANコード4960759208538
カテゴリカテゴリー別 » カメラ » 双眼鏡・望遠鏡・光学機器 » 双眼鏡

購入者の感想

たしか発売は1984年位だったと思います。今や古参の機種です。
SPとは「スペース(宇宙)」の略で、天体観測用という意味です。
猛禽類調査という仕事柄様々な双眼鏡を手にしてきましたが、
解像力だけでシンプルに勝負すると、いまだにこの機種が(私の目には)一等賞ですね。
特許となったメニスカスレンズの補正は完璧で、歪曲収差や非点収差は皆無です。
多層膜コーティングも、よくある3層程度のエセ多層膜ではなく本質的な「多層膜」を持っています。
ツァイスやライカなどのように彩度の高い色再現をするのではなく、
あくまで事実に忠実な色再現をしてくれるのも「ニコンらしい」点です。
あと、これも特筆すべき点ですが、年を経て少々「乱視」となった私の眼で、
メガネの矯正なしでピントが来る機種は、この子だけです。
ピントの合う幅が広く、IF式であってもピントの再調整がほとんどいらない点も、
この機種の使いやすい一面です。
子供(斜めから覗いたり眼幅が正確に合っていない状態で覗く)や、
年配(乱視や弱視)の女性などに数機種の双眼鏡を覗かせてあげた場合、
「一番よく見える」というコメントを頂くのも、やはりこの子です。
人間の目の個人差を吸収する技術的基盤の高さ=ニコンの技術の奥深さを感じます。
理想光学系とは「視野に全てにおいて点像は点像として結像すべし」というのが、
かつての7×50SPのニコンによる宣伝文句でしたが、
その言葉に偽りはなく、視野の隅の際(きわ)までカリッとピントが来ます。
実に実直な、古き良きニコンの最良の仕事の結実、
「地上の星」の仕事を垣間見ることのできる機種です。

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