ゼロからトースターを作ってみた の感想

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参照データ

タイトルゼロからトースターを作ってみた
発売日販売日未定
製作者トーマス・トウェイツ
販売元飛鳥新社
JANコード9784864101943
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般

購入者の感想

拝啓、
とてもおもしろい本に出会いました。報告します。
書名と表紙にある奇妙なトースターの写真に興味を覚え読んでみました。すごくおもしろく、読んでいて何度も笑えました。読んでいる間中が至福の時間でした。本書の魅力をぜひ、お裾分けしたい。そこで、少し長くなりますが、コシマキにも引用されている「まえがき」と目次を以下に引用します。まえがきのツカミにあなたご自身が、私同様捕まえられてしまうようでしたら、是非著者の「冒険」にご参加下さい。
  まえがき:やぁ。僕の名前はとーマス・トウェイツ。この度、僕はトースターを作ったんだ。時間にして9カ月、移動距離にして3060キロ、そして金額にして1187.54ポンド(約15万円)をかけて。
  ただの電気トースターに費やすには、明らかに多すぎる「出費」だ。でも、僕はただトースターを作ったわけじゃない。本当に作ったんだ。地中からは原材料を掘り起こすところから始めて、お店に行けば4ポンド以下で手に入る、あのパンを焼く機械を作った。---今僕は、ロンドン市内のカフェでこの文章を書いているわけだけど、目に映るすべて(まあ、ウールの服や、木でできたテーブルなんかは違うのかもしれないけど)が、もともとは世界各地の地底に埋まっていた石ころや油だったものだ。---もともと石や油だったものが、信じられないような技術で作り変えられたのが、ここにあるノートパソコン、趣味のよい木目調のフローリング、そしてトースターなんだってことが言いたいんだ。
  いったい、どうやったら石ころがトースターになるんだ?
  この根元的な疑問が、トースターを一から作るという、無謀な冒険に僕を駆り立てた。個人の知識や能力と、専門家が作る製品の複雑さとの間にあるギャップは広がるばかりだ。僕たちが、身のまわりのものを自分たちで作ることができなくなってから、長い年月がたつ。
  このトースターはイギリス国内だけでなく、青銅器時代から現代まで、文明の時空をめぐる旅に僕を連れだしてくれた。
  以降が、その冒険の、そしてトースターのストーリーだ。
目次:1章 解体、2章 鉄、 3章 マイカ、 4章 プラスチック、 5章 銅、 6章 ニッケル、 7章 組み立て  エピローグ

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